林務課のKです。
5月上旬、安曇野市にある鍋冠山に行って来ました。
松本市街地から見る鍋冠山は、中華鍋をひっくり返したようななだらかな山容が特徴です。
三郷スカイラインを車で展望台まで上がり、国有林のゲート前から歩き始めます。
長い林道歩き(1時間と少し)が終わって、ようやく冷沢の登山口です。
1900m辺りまで登ると登山道は残雪で覆われていました。
コメツガなどに覆われたなだらかで広い尾根をひたすら進みます。
場所によっては残雪の締りがゆるく一歩一歩が落とし穴地獄で、体力と気力を消耗します。
鍋冠山(2194m)の山頂です。樹木に覆われていて周囲の展望は全く利きません。
鍋冠山から西に続く尾根を辿ると大滝山に行けます。
実は今回、計画では大滝山に登る予定だったのでさらに先へ進んだのですが、残雪が思いのほか柔らかく時間が掛かってしまったため途中で引き返しました。
山では、体調や下山までの距離、登山道の状態、天候などを考えて諦めも肝心、無理は禁物です。
このブログへの取材依頼や情報提供、ご意見・ご要望はこちら
松本地域振興局 総務管理課
TEL:0263-40-1955
FAX:0263-47-7821