山形村唯一のワイナリーとして2014年のワイン特区取得を機会に創業。今年2月に事業承継を行い、社長兼醸造担当の小林さんを中心に新たなスタートを切った大池ワイナリー。ワインとシードル(りんごのお酒)を製造しています。シードルは地元山形村産のリンゴ、ワインはシャルドネ、メルローといった国際品種に加えヤマ・ソービニオンという日本固有品種で製造。山形村で頑張っている(有)むかいや大池ワインからお話を聞いてきました。
○山形村の特色を生かしたワインづくり
「山形村の特徴を生かし、畑作業に力を入れ、健全なぶどうを栽培し皆様に美味しいシードルとワインをお届けできればと思います。」(社長小林さん)
「創業して7年経ちますが、まだまだ小さなワイナリーです。ワインづくりのほとんどが手作業を伴うもので、手間はかかりますが醸造家の思いが入ったワイン作りとなっています。特に料理に寄り添ったカジュアルなワインを目指しています。フルボトルのワインは「3姉妹シリーズ」として愛らしい女の子のラベルを、ハーフボトルにはウサギのマークが入ったものを採用し、ワインの敷居の高さを下げる工夫もしています。」(取締役中村さん)
○小さいからこその「体感」型ワイナリー
少人数の小さなワイナリーなので手作業が多くありますが、そのことが、どのようにワインが出来上がっていくのか理解しやすくなります。昨年から、収穫を含めた畑作業を手伝ってくれる「Camarade(キャマラッド:フランス語で仲間の意味)」を募集し、ワインづくりを「体感」してもらっています。収穫の際には初めてワイン用ブドウを食べた参加者からは「こんなに甘いんだ!」と驚きの声もでています。
ワインの知識を習得するワイン検定の開催、醸造施設などの見学ツアーやワイナリー職員と一緒にワインづくりに参加して「体験・体感」できる開かれたワイナリーを目指しています。
ホームページには、たくさんの写真や動画、360度画像での畑見学などのコンテンツを掲載しています。畑にはセンサーを設置して、日々の温度・湿度・照度などを計測し将来的な成育予想に役立てる取組みも行っています。
○里山時間で育てた、ガレージワインはいかがですか
ワイナリーは元精密機械工場だった建物を再利用したもので、まさに「ガレージワイン」です。ご連絡いただければ、畑の案内や各種ツアーのご紹介も可能とのことです。是非お問い合わせください。ネットショップも開設。今なら送料無料(長野県のお酒EC送料無料キャンペーン)でお買い得。
秋には新しいワインとして、ヤマソービニオン・スパークリングやメルロー樽熟などがリリース予定です。お楽しみに!
会社名 有限会社 むかいや(大池ワイナリー)
所在地 〒390-1301 長野県東筑摩郡山形村2551-1
TEL/FAX TEL:0263-55-6100 / FAX:0263-55-8425
ホームページ https://taikewine.jp/
大池ワイナリー公式LINEアカウント @taikewinery
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