こんにちは。林務課のSです。

先日、第35回松本地区育樹祭の会場準備に行ってきました。

「育樹祭」は、参加者の方々に森林の恩恵を再認識していただき、
地域全体で森林づくりを支えていく意識を持っていただく機会として、
毎年管内の市村を回りながら行っているイベントです。
今年度も一般県民の皆様や緑の少年団員等多様な方々にご参加いただく
予定となっています。

木をはぐくむイベントには「植樹祭」と「育樹祭」があります。
「植樹祭」は木を植えるイベントですが、「育樹祭」は
すでに植えた木がよく育つように、周囲の雑木を刈り払って日当たりを
よくするイベントです。

会場では、塩尻市によってヒノキを植栽されていたのですが…
現在はすっかり他の雑木に覆われてしまいました。
ヒノキは日陰でも育ちやすい木ですが、あまりにも他の木が密集してしまうと
成長しにくくなってしまいます。

そこで10月24日（火）の育樹祭当日には、ヒノキが成長できるだけのスペースを
確保するために、雑木の刈り払い作業を体験いただくこととしました。

今回は開催にあたり、参加者の皆様に安全に作業していただけるよう、
会場の整備を行ってきました。

現地は雑木が生い茂り、まるで人の立ち入りを拒絶しているような様子。

ここに、当日作業がしやすいよう、歩道を整備していきます。
途中で降ってきた雨にも負けず、黙々と雑木を刈っては整理しを繰り返していき、
何とか皆様が入れる状態にまですることができました。

開催まであと約１か月。

参加者の皆様の記憶に残るイベントとなるよう、準備を進めていきたいと思います。