2013.08.06 [ イベント ]
夏休みおもしろ技術と子どものふれあい教室を開催しました
商工観光課のSです。
商工観光課では、ものづくり人材育成の一環として、地域の子ども達に、ものづくりへの関心を高めてもらうため、例年「夏休みおもしろ技術と子どものふれあい教室」を開催しています。
今年は、7月30日(火)に安曇野市の株式会社アズミ村田製作所様のご協力で行われ、8回目の開催となります。参加対象者は、小学校4年生から6年生の子どもたち。毎年人気が高く、今年も午前と午後に分かれて実施されました。今回は、抽選で選ばれた計107名(保護者含む)が参加しました。
この教室では、次の3つを行いました。
①株式会社アズミ村田製作所の会社説明
②工場見学
③ロボット「ブルブル星人」の製作
①株式会社アズミ村田製作所の会社説明
開催にご協力頂いた株式会社アズミ村田製作所では、電子部品(BLM、LQM)を製造しています。BLMやLQMと言われても、よくわかりませんよね。でも、実は皆さんがいつも持っているアレにも使われているのです。そう!携帯電話です。
BLM・・・電気的ノイズを除去し、必要な信号のみを取り出す電子部品。テレビや
ゲーム機、オーディオなど多くの電気製品に使われています。
LQM・・・省電力のために、電圧を変換して供給する電子部品です。
ちなみに株式会社村田製作所は、BLMの世界シェア35%を誇っており、こちらの工場で製造されたBLMが世界に発送されています。
②工場見学
次に、製造工程を見学しました。全自動で動く機械やダイナミックな動きをする機械など、子どもたちは興味津々の様子で見学しました。(工場内の撮影はできませんので、通路の写真となっています。頭には専用のヘアキャップをかぶります。)
③ロボット「ブルブル星人」の製作
いよいよ、工作教室の始まりです。写真の組立キットを使い、ダイオードやトランジスタを基板に、はんだ付けします。
使う工具は、はんだごてやニッパーなど6種類。
はんだ付けの盛り具合は、富士山のような形が良いとのこと。うまくできるかな?
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