来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

古き良き建築巡り~馬場家住宅(松本市)~

林務課のMです。林務課では県産材を使った住宅づくりを進める業務もあり、そうして、仕事柄、木造建築を色々と見ていたら、古い建築物を見るのが趣味になりつつある今日この頃です。


松本地域で建築物めぐりの目的地を探すと、予想以上に様々な時代・様式の建造物があることをインターネットに教えてもらいました。
そんな古き良き建築物に実際に行き、個人的に気に入ったところを紹介したいと思います。



今回行ったのは松本市内田地区にある「馬場家住宅」。母屋は江戸時代末期の嘉永4年(1851年)に建築されたとされ、母屋以外にも表門、中門、文庫蔵、茶室などが敷地内に存在しています。


敷地面積は約12000㎡。今の時代では考えられないくらい広いです。当時は何十人もここに住んでいたのでしょうか。


駐車場から敷地までの間には、馬場家住宅を守るように土塁や屋敷林があり、その横を歩いていきます。見えてきた表門は今では考えられないくらい大きなサイズ。


表門を敷地内

門自体も大きいですが、その左右には約10畳程度の部屋がつながり、見張り番が滞在できるようになっています。侵入者を徹底的に阻むこの要塞のようなたたずまいに驚きながらも中へ入ります。


門を抜ければ母屋がお出迎え。こちらも門に劣らず大きいです。


馬場家住宅 母屋、写真は冬のもの。冬は寒すぎて足が凍えるので注意。

松本周辺でよくみられる雀おどしという棟飾りが目立ち、中央には客人を出迎えるように大きな扉も見えます。この建物の形が本棟造(ほんむねづくり)といわれ、長野県南西部に多く見られる建築様式で、左右に広がる屋根のせいなのかどっしりとした外観は圧巻です。


受付を通って、建物のなかへ。昔ながらの土間からお邪魔して、その奥に板間や畳敷きの部屋が何部屋も続いていました。畳の部屋はどの部屋も引き戸が開けられ、一つの広場のような雰囲気。


入口付近にあるカッテ。今でいう調理場。

畳和室の一つ、ザシキ部屋。そっと置かれる松本てまり

個人的に一番気に入ったポイントはここ。竹をあしらった装飾で、さりげなく置かれている感じが気に入りました。ぜひ実際に行って探してみてください。


馬場家住宅のお気に入りポイント


馬場家住宅と七夕人形(押しびな)。撮影はR7年夏のもの

そして松本の夏に飾られる七夕人形がここにも。揺れている人形と古民家はとても涼し気で、大変絵になります。この七夕人形は8月24日まで展示されています。


馬場家住宅の観覧におすすめな時期は夏です。イベントも行われている馬場家住宅に、ぜひ足を運んでみてください。( 馬場家住宅公式ホームページ https://matsu-haku.com/babake/ )

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