こんにちは、企画振興課のはんなりです。
先日、今年度の地域発元気づくり支援金事業の現場体験に伺ってまいりました。 ご紹介させていただく事業は、木曽漆器青年部×楢川小中学校の生徒さん達による「育てる漆器プロジェクト」!
子どもたちに地元の産業である木曽漆器に深く触れてもらうため、給食で使用するトレーに子どもたちが自ら漆塗りを施して毎日使ってもらうという取組です。
木曽漆器、皆様すでにご存知かと思いますが、その魅力が、「広報塩尻(令和4年10月号)」で特集されておりますので、ぜひご覧ください! この「広報塩尻(令和4年10月号)」の表紙ですが、令和5年度全国広報コンクールで入選&読売新聞社賞のダブル受賞を果たされたそうです!塩尻市さんの企画力、モデルの皆さんの広報力、そして、木曽漆器の魅力が伝わる表紙ですね!受賞おめでとうございます🌸
私がお伺いしたのは、楢川小中学校の「ふるさと漆器学習」の時間で、7年生から9年生のみなさんが、給食で使用する自分の漆器トレーの上塗りをされました。これまでに何度か上塗りされたものに、さらに漆を重ねることで、深みのある色合いに仕上げる作業です。
当日は雨☔。湿度も高く、ジメジメ環境🐌 そんな中、生徒さんは、長そで長ズボンでさらに手袋というフル装備💦 漆がついて、かぶれてしまわないための防護仕様で、みなさん、暑さに負けず颯爽と作業をされます。
木曽漆器青年部の岩原裕右部長は、「今後、皆さんは、就学や就職などで地域を離れることもあると思うが、他では経験できないこの学習を財産として活躍していただきたい。自分たちで塗り上げた漆器を大切に地域を想っていただきたい。」とお話されていました。
この事業では、今年から毎年、3~5本の漆の木を学校の敷地内に植樹していくこととされています🌲 今年植える漆の木から漆をかくことができるのは、15年後になるそうです。 15年後、さらに「次の世代につなげる」。 楢川地域や木曽漆器、そして生徒さん達の未来に思いを馳せる、とても素敵な活動に参加させていただきました。
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