ジャンボ!(スワヒリ語で「こんにちは」)
農地整備課の国際派?Kです。
タンザニア連合共和国で「農業用水の灌漑や技術」に携わるお仕事をされている8名の皆様が、「灌漑開発行政」について研修するために、松本地方事務所を訪れました。
タンザニア連合共和国は、中央アフリカ東部に位置し、人口約4400万人のコーヒー栽培が盛んな国だそうです。
恥ずかしながら、研修に同行されている通訳の方の力をお借りしながら、松本、安曇野周辺の農業用用水路の状況を、資料映像を用い、説明させて頂いたところ、農業用水路の維持管理や営農状況について沢山の質問を頂きました。
次に河川から農業用水を取水する施設の一例として、拾ヶ堰土地改良区が管理する取水施設(操作システム)を案内しました。
土地改良区の方に、施設の維持管理費について熱心に質問をしていました。
また、拾ヶ堰は平成7年に梓川の地下を横断する水路トンネル工事を実施しており、工事の様子について説明しました。
写真は実際に掘削する時に使用した機械(シールドマシーン)です。
下の絵は、機械(シールドマシーン)が地中を掘削するイメージ図です。
説明は、実際に工事に使用した機械をモニュメントとして飾っている場所で行ない、興味をもって話を聞いてくれました。
次に、農業用の用水路は地域の排水の受け皿になっている側面もあります。
そのため、安曇野広域排水事業所で排水管理について説明をして頂きました。
最後に拾ヶ堰の末流を見て頂き、お別れしました。
本日の説明が、タンザニア連合共和国の農業に少しでもお役に立てればと想いながら、
言葉が通じず、しっかり英語の勉強をしてこなかった自分に少し反省をした一日でした。
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