こんにちは。農地整備課のT.Kです。

米どころ「安曇野」の水田では、今年も稲がすくすくと育っていますよ。
新米が待ち遠しいですね。

お米を育てるために必要なもの、私は「水」を思い浮かべます。
この地域では、江戸時代に、お米を作るため河川から水を引いてくるための堰が幾つも作られてきました。その一つが「拾ケ堰」です。
拾ケ堰の開削を題材にした紙芝居があると聞き、安曇野市堀金小学校を訪れました。
拾ケ堰には「大曲り」と呼ばれる場所がありますが、学校はその目の前にあり、
「山に向かって水が流れる?」そんな不思議さを感じる場所です。

紙芝居「拾ケ堰物語」を広げてみました。枚数は8枚。裏には物語が記されています。
この紙芝居は30年ほど前に、当時の堀金小学校6年生が、拾ケ堰の開削について学び、その内容を1年生にもわかるよう先生の指導もと作った作品のようです。

安曇野の扇状地の中央部では、水がすぐ地下にしみ込んでしまうため、水を引くことは想像もつかないことでした。しかし、優れた測量や土木技術と住民たちの努力により短期間に工事を完成し、安曇野の米作りの夢を叶える物語です。


重機もない時代に、幅約10m、長さ15㎞の大規模な水路工事を、たったの3か月で完成させたことは、今考えても圧巻です。
堀金小学校では、毎年4年生が拾ケ堰を題材に郷土学習を行っています。
また、今年の10月には「拾ケ堰クリーン大作戦」で、5・6年生が清掃活動を行う予定です。
郷土の堰を知ること、それは故郷の「お米作り」を学ぶことです。
これからも、すばらしい安曇野の田園風景が守られていくことを祈ってます。
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