来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

牛のエサになる“麦”の収穫シーズンに入りました

こんにちは。

松本農業農村支援センターで畜産を担当しているMです。

今日は、安曇野市で酪農経営されている農家さんが管理されている畑に行ってみました。
こちらの畑では、乳牛に与えるエサとして、“エンバク”という麦を作っています。
エンバクなどの家畜のエサになるものを飼料作物と呼びますが、他にとうもろこしやコメもあります。
エンバクは、以前は、毎年5月のゴールデンウィークを過ぎたころに収穫していたそうですが、最近では、気温が高くなっていることもあり、早くなる傾向ですが、今年はなんと4月下旬に収穫が前倒しになりました。
4月中旬以降、25℃近くの温かい日が続いたことが影響したと考えています。
今回は、そのエンバクを、どのように収穫しているかを簡単に紹介したいと思います。

エンバクは、刈り取ったあと畑の上で寝かせておき、乾燥させます。

乾いたら、「ロールベーラー」という機械を使います。

ロールベーラーからは、このように丸まった状態で排出されます。
それを、ラッピングマシーンという機械を使って、ビニールで巻いて包装していきます。
こうすることで、ロールの中では、乳酸菌が働いて、飼料の腐敗を抑え、長期保存ができるのです。

近年、畜産用の飼料価格が高止まりしており、農家さん自身で、牛や豚用の飼料として自給飼料をかたちで栽培しているケースが多い状況です。

スーパーで見かける、パッケージされたお肉や、牛乳、卵を買ったとき、そんな農家さんの苦労や努力も思い出しながら食べてみてください。

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