2024.02.10 [ 松本農業農村支援センター ]
松本市に、明日の長野県農業を担う「わこうど」が集いました!
こんにちは、農業農村支援センターの桃太郎です。
2月5日、松本市にて「令和5年度明日の長野県農業を担う若人のつどい」が開催されました。
“わこうど”とは、なかなか渋い名称ですよね。
それもそのはず、この大会は「青年農業者プロジェクト活動コンクール」として、昭和26年度に第1回が開催され、今回で72回目を数える歴史と伝統のある大会なのです。
開催場所は毎年変わりますが、今年は数年ぶりに、ここ松本地域での開催となりました。
発表した15名の皆様は、農業経営者としての経営力の向上や、地域の農業リーダーとしてのスキルアップを目指し、県内各地の農業農村支援センターに所属する普及指導員も発表に向けた調査などをお手伝いしながら、この日を迎えました。
松本地域からは、プロジェクト活動発表の部に新規就農3年目の黒田宗人さん(松本市・パプリカ栽培)が、意見発表の部に法人化3年目の輿朋博さん(松本市・白ネギ栽培)が出場しました。
当日は、今季一番の大雪に見舞われたため、表彰式は中止となりましたが、意見発表の部で最優秀賞(長野県知事賞)に輝いた輿さんは、次のステージとなる関東ブロック大会への出場が決まりました。
おめでとうございます!
農業農村支援センターに所属する職員の「普及指導員」という資格はあまり知られていませんが、その役目は「考える農業者(=主体的に営農する農業者)を育てること」とも言われます。
インターネットやAIの発達により、個人でも調べる能力は格段に高まっている時代ではありますが、今後も、ともに寄り添い、ともに考える存在として、若人をはじめ農業者の経営発展を応援してまいります。
当日発表された皆様、大雪の中ご参加いただいた皆様、たいへんおつかれさまでした!
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