林務課の「グルメ太郎」と「或るクマ」です。
寒暖差がある日が続いているせいか、例年よりも野山の錦が美しいような気がします。
山の木々は目を楽しませてくれるだけでなく、環境保全や防災、水の浄化など、私たちの暮らしを支えています。この働きを発揮するには、森林が健康であることが大切です。
そこで、森林がどんな状態かを知るために調査を行うことがあります。
松本地域では、簡単・便利な方法で調査ができるように、私たち林務課職員だけでなく、市町村職員、林業事業体の皆さんと一緒に学んでいます。その様子を少しお伝えします。
【GIS操作研修】
地域にどんな木がどの位あるか…等をパソコンで分析するシステム(GIS)の操作研修を行いました。このシステムを活用した図面やデータが森林調査の時に大活躍します。
【衛星を活用した測位研修】
必要な道具はスマートフォンとポールだけ身軽さでできる測量方法を学びました。
合同庁舎の駐車場で機器を操作し、パソコンで図化するまで実践しました。
衛星からの電波を利用するため、気象条件や場所によっては精度が落ちることがあり、必要な精度が確保できる条件で使用する必要がありますが、山の中でやぶを刈る必要がないため、労力が少なくすみ、かつ時間の短縮になります。
この研修は林業事業体の皆さんも参加され、機器の導入を検討されるほど好評でした。
【ドローン操作研修】
松本地域森林林業振興会による森林環境譲与税を活用した「無人航空機(ドローン)操作研修会」を開催しました。
参加したのは市町村職員の皆さん。初めてドローンに触れる人が大半でしたが、2日間集中してみっちりと学び、基本操作をスムーズに行えるようになりました。
車道から離れた遠い場所や険しい山、さらに広い面積だと、時間や労力がかなりかかります。安全に、早く、正確な調査に活用できるようになると便利ですね。
林務課では、これからもニーズにあった研修に取り組んでいきます!(^^)!
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