来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

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◇山の安全対策、三現主義にて始動しました ◇

「現場(現地)」に赴き、「現物」を見て、「現実(現状)』を知ること、

即ち三現主義によるアプローチが、改善・解決の端緒にもなります。

そこで、当地区遭対協防止対策部(松本地域振興局商工観光課)でも、

この8月初旬、涸沢・横尾に、現地エキスパート諸氏をお訪ねしました。


涸沢ヒュッテ周辺


標高2,310mの雪渓ルート

 

モルゲンロートを眺望後、まずお会いしたのが、
前の北アルプス南部地区山岳遭難救助隊長山口 孝さん(涸沢ヒュッテ社長)。

長年に亘る救助出動や登山指導での経験譚を拝聴しました。
一昨年、土砂流入した涸沢手前の登山道(Sガレ眺望地点)の復旧・改修作業は、全て関係者による人海戦術とのことでした。


写真左が山口さん


人海戦術で復旧・改修されたSガレ眺望地点

 

 

次に県涸沢山岳総合相談所でお会いしたのは、
夏山常駐パトロール隊北ア南部地区隊長の吉田 英樹さん。

8月29日まで都合50日間、隊員13名の交替配備・出動を差配されています。

吉田さんからは「登山者は、地図の読み方(等高線の間隔)など、リスク回避の技量向上に努め、毎回山行では準備段階の努力を惜しまずに」と、助言を頂きました。


左から2人目が吉田さん


県涸沢山岳総合相談所前

 

最後は、現在の北アルプス南部地区山岳遭難救助隊長山田 直さん(横尾山荘社長)。
お話とともに強く印象に残ったのは、器具庫内の機材・装置類の定置定標及び目で見る管理(一目瞭然)の徹底でした。

「横尾土木と言われてます」と、山田さんは自嘲気味に語られましたが、寸刻を争う救助・復旧活動では、「これが勝負の分かれ目」と私共も肯いました。


写真右が山田さん


横尾山荘の器具庫

 

三現主義を土台に、「原理」にのっとって「原則」を作ること。

これも加え5ゲン主義とも称しますが、実際に行うは難しです。

しかしながら、山の安全対策の更なる推進に向け、
「一歩一歩、関係する皆様と共に」と、意を新たにしました。

※長野県の山岳情報
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangaku/index.html

※当局ブログ記事「〇楽しい上高地観光のために〇」
https://blog.nagano-ken.jp/matsuchi/other/14487.html

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