来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

拾ヶ堰施設見学会が開催されています

こんにちは。農地整備課のMです。

暑い日が続いております今日この頃、

皆様いかがお過ごしでしょうか。

このような夏の日和には、水辺の木陰で涼みたいものですね。

さて、松本市から安曇野市にかけて「拾ヶ堰」という農業用水路が流れていますが

毎年、近隣の小学生の総合学習の一環として、

「拾ヶ堰」の施設見学会が開催されています。

当松本地方事務所農地整備課も、この見学会運営に協力をさせて頂いております。

「拾ヶ堰」は、奈良井川から取水した水をサイホンという技術をつかって

梓川の下をくぐるようにして対岸へ渡しています。

まずは、梓川SA近くにあるサイホン出口水槽付近で

このサイホンの仕組みについて、模型を使って小学生に解り易く説明しています。

P1070042

続いて、サイホンを造るために使用したシールドマシンについての説明です。

シールドマシンとは、トンネルを形成しながら推進してゆく掘削機のことです。

小学生の皆さんは、展示してあるシールドマシンの先端に装着される

ヘッド(掘削する部分)に興味津々でした。

P1070026

 

次は、「じてんしゃひろば」に移動して測量の技術について説明をしました。

「拾ヶ堰」は三千分の一という、とても緩い勾配で造られていますので

開削された江戸時代、その測量には非常に苦慮されたと思われます。

小学生の皆さんには、江戸時代に用いられたとされている測量器具を再現したものと

現在も使われている「レベル」という測量器具を見比べてもらい

当時の測量の苦労や技術の進歩について体験してもらいました。

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