来て!観て!松本『彩』発見 歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

来て!観て!松本『彩』発見

歴史と伝統の城下町松本。のどかな田園風景安曇野。そびえたつ雄大なアルプス。自然と文化に彩られたまつもと地域の情報を、松本地域の県職員の発見を織り交ぜつつお届けします。 面白いこと新発見、知ってる人にも再発見、何だこれはの珍発見。当たり前だと思っていたことから、ローカルなことまで職員の発信する情報をお楽しみください。

楽らく“自動給水栓”って何?

こんにちは!農地整備課のOです。
大型連休もびゅ~んと過ぎ、農作業もいよいよ盛んになってきました。
ここは農業の盛んなとある村の水田地帯で、昨年からこの春先までほ場整備をしていた場所です。

今回ご紹介するのは、田んぼの水管理を“らく”にしたい!という声に応えたシステムです。
朝忙しく、「自宅のスマホで水位、水温管理ができたらなぁ」と思っている方にはもってこいです。
最新の田んぼの水管理に興味のある方は最後までおつきあいいただければ幸いです。

今回は関係者が大勢いましたので、午前と午後にわけてスマホによる水管理操作説明会を実施しました。
説明会の簡単な内容は次のとおりです。

①まず、各田んぼの取水口に割り当てられた給水機器とスマホが連携するようID、パスワード、メールアドレスを登録します。

②するとスマホに温度と水位の状況がリアルタイムで伝わるので、生育に必要な水位を設定します。
例えば、水位5cmと設定すれば5cmの水位になるまで自動で水が供給されます。
設定水位になったら自動で止まり、手動で追加で水を入れたり止めたりもできます。
ほかに、例えば3分後に給水を止めたり開始したりするタイマー機能などもあります。

【水が勢いよく流れています】

【設定の3分後、ゲートが下りて水が止まりました】

なお、排水は機械操作ではないので、事前の高さ調整が必要です。
③また、センサーと給水機器は別々なので、ジャマにならない好きな位置にセンサーを設置できます。

なお、一連の機器のID、パスワード、メールアドレスは登録した管理会社で管理しているので、もし良からぬ人に持っていかれても、別の場所では遠隔操作など便利な機能が利用できないようになっています。

皆さん初めての経験なので、個別に登録、操作、説明をしていきます。

遠くではほ場整備後の最初の耕作になるので、レタス等畑を作る人は肥料を撒いては、トラクターを使って耕している様子も見えました。

農地整備課ではこれからも
儲かる農業を、農作業が楽に楽しくできるよう、全力で協力してまいります。

 

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