2024.05.26 [ 総務管理課 ]
令和6年能登半島地震の現状
GWに、能登半島地震で被災し、大きな被害が発生している、石川県輪島市、珠洲市、能登町、内灘町の被災地支援に行ってきました。
最近は、能登半島地震の報道も、発災時に比べると少なくなっており、被災地は落ち着てきたと思われている方も多いと思いますが、今なお、復旧は進んでおらず、多くの被災者が避難所に避難しています。
建物の倒壊や、液状化などにより水道がまだ、復旧していない地区もあり、避難も長期化しています。
上下水道が復旧していないため、今だ、仮説トイレが多くの場所に仮設のトイレが設置されています。
被災地では、仮設住宅の工事が行われており、既に、お住まいになられている仮設住宅もありますが、まだまだ、足りていません。
倒壊家屋の発災時のままの建物も数多くあります。
よく報道で伝えられている、倒壊したビルです。
輪島の朝市の付近は一面焼けており、まだ、焦げ臭い臭いもします。
あまり報道されていませんが、能登町では津波の被害と、火災も発生しています。
お住まいの方に伺うと、5m位の津波が押し寄せてきたそうです。
直ぐ傍が海岸です。
漁港も至る所で壊れています。
長野県では、現在も「チームながの」として、市町村の職員の方と共に、輪島市で避難所運営支援や住宅の被災認定調査を行っています。
なお、この地震では、松本管内でも、松本市と麻績村で震度4を観測しましたが、幸いにも大きな被害はありませんでした。
長野県では、平成25年度、26年度に
「第3次長野県地震被害想定調査」を行い、HPに公表しています。
https://www.pref.nagano.lg.jp/bosai/higaisotei.html
松本管内でも、糸魚川-静岡構造線断層帯で、最大震度7の地震が発生も想定されています。
震度7の地震が発生すると、今回の能登半島地震のような大きな被害が発生することも考えられます。
個人個人が、地震に備え、食料や飲料水の備蓄、建物の耐震化など、地震に備えましょう。
因みに、我が家では、家族の3日分のアルファ化米と飲料水を備蓄しています。
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