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Vol169■とく☆とく信州 木曽漆器

信州の伝統的工芸品~木曽漆器~

信州には、長い歴史と文化、豊かな自然に育まれてきた多くの「伝統的工芸品」があります。現在その数、経済産業大臣指定のもの7品目、長野県知事指定のもの14品目の計21品目。その中のいくつかを、これから数回にわたってご紹介します。

第1回は、信州の南西部、塩尻市楢川地区(旧木曽郡楢川村)を主要産地とする「木曽漆器」(経済産業大臣指定)です。


溜内黒汁椀


「木曽漆器」の発祥は、17世紀初頭。
中山道が通る木曽谷には耕作できる土地が少なく、身のまわりに豊富にあったヒノキなどの良材を利用して、街道を行き交う旅人の土産物として曲物(まげもの)、ろくろ細工、櫛などの日用雑器を作るようになったのがその始まりと言われています。木曽の漆器の品質の良さは、中山道を通る旅人によって京都・大阪・江戸へと伝えられていきました。

明治時代の初期には、地元で「錆土(さびつち)」という優れた粘土が発見され、「木曽漆器」の名を全国に広める契機となりました。鉄分を多く含む「錆土」と漆を混合したものを下地塗りとして使用することにより、他の漆器生産地よりも堅牢な製品を作り出すことができるようになったのです。


盛蒔絵付き組み込み二段弁当箱

「木曽漆器」には、
■木目の美しさを活かすため、木肌に直接生漆をすり込む「木曽春慶」
■色漆を幾層にも塗り、それを研いでまだら模様を出す「木曽変り塗(木曽堆朱:ついしゅ)」
■数種類の色漆により幾何学模様を塗り分ける「塗り分け呂色(ろいろ)塗」
という3つの特徴的な技法があります。


桧スリ箸

現在、産地では、これらの伝統的な技法に留まらず、様々な技法に挑戦するとともに、従来生産されてきた座卓、盆、膳、重箱などに加え、現代の生活様式に即した新しい製品作りにも取り組んでいます。

長く使えば使うほど、味わいが増す「木曽漆器」。ぜひ一度使ってみていただきたい逸品です。

木曽漆器について詳しくはこちら
 木曽漆器工業協同組合HP(パソコン用)

信州の伝統的工芸品について詳しくはこちら
 長野県ものづくり振興課HP(パソコン用)

【お問合せ先】
長野県商工労働部ものづくり振興課
TEL 026-235-7132
E-mail mono@pref.nagano.lg.jp

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