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Shinshuスクリーンショット「はやぶさ 遥かなる帰還」1

<はやぶさからの電波をキャッチ!臼田宇宙空間観測所>
日本一の大きさのパラボラアンテナを持つ、臼田宇宙空間観測所は雑音や妨害電波などの影響を避けるため、長野県の諏訪、佐久両地方及び山梨県にまたがる八ヶ岳の北東の国有林に建設され、1984年10月に運用を開始しました。
臼田宇宙空間観測所は「はやぶさ」をはじめ、「地球の出」をハイビジョンカメラで撮影した「月探査衛星 かぐや」など、地球から宇宙へ向かう探査機を動かすための指令を出したり、探査機の位置や状態の確認、データの受信などを行なっています。
この臼田宇宙空間観測所と同じ機能を持ったパラボラアンテナは世界でも4つほどしかなく、世界の宇宙研究に重要な役割を担っています。

2010年に「はやぶさ」が帰還した後、「はやぶさ」からの電波をキャッチした施設を見たい!と天体ファンだけでなく、数多くの方が訪れるようになりました。

JR小海線、臼田駅から臼田宇宙空間観測所へ向かう山道をひた走ると、前方に巨大なパラボラアンテナが出現!目の前の巨大な人工建造物に圧倒、ちょうどアンテナの後ろから太陽の光が差していて、さらに迫力がありました。


アンテナの後ろから差し込む太陽の光がまぶしい~!迫力あります!

観測所内にある展示棟は一般の方でも見学することができ、パラボラアンテナのパネルや、宇宙探査機の模型などが展示されています。
パラボラアンテナの東側には太陽系を縮小した模型が配置されていて、ちょっとした宇宙旅行気分を味わえます。
(取材前日に雪が降ってしまったため、この日は残念ながら模型は見えず・・・。次回リベンジです!)
※展示棟は見学自由ですが、現役で観測を行なっている施設のため、立ち入り禁止の区域もあります。決められた時間・区域を守って楽しく見学してくださいね。


直径64mの巨大なパラボラアンテナ。今も宇宙にいる探査機と交信しています。
展示棟の中は、ロケットや「月探査衛星かぐや」をはじめ探査機などの模型がたくさん!
(展示棟の見学時間 10:00~16:00です。見学は余裕をもってお出かけください。)

地球から小惑星イトカワまでの距離は約3億キロ。
地球からの電波が「はやぶさ」に届くまでおよそ30~40分かかるそうです。
地球一周が約4万キロなので、3億キロは7500倍…!とてつもなく遠すぎて、想像できないですよね。このパラボラアンテナが、はやぶさからの電波をキャッチして、はやぶさが帰ってこれたんだなぁ~と思うとなんだか感動!一見の価値ありです。

<銀河連邦 佐久市臼田地域は“星のまち”>
全国の宇宙科学研究所や観測施設のある4市2町(北海道大樹町・秋田県能代市・岩手県大船渡市・神奈川県相模原市・長野県佐久市・鹿児島県肝付町)では、「銀河連邦」という友好都市提携を結んでいます。


JR小海線・臼田駅前にある「ふるさとの塔」
下から順に、地球・月・星を表しています。

臼田宇宙観測所のある佐久市もその一つ。
佐久市臼田地域には臼田宇宙空間観測所のほかにも、宇宙にまつわる様々なスポットがあります。

JR小海線・臼田駅の前にある、地球・月・星が組み合わさってできた「ふるさとの塔」や臼田駅のほど近くにある、稲荷山公園にはロケットの形を模した展望台「コスモタワー」、さらに本格的な天文観測が体験できる「うすだスタードーム」と、まさに“星のまち”!

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