楽園信州

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<VOL.220>四季彩だより~信濃の国から~

現在の社殿は、江戸時代はじめのものですが、我が国古来の「神明宮」の様式を正確に伝えていることから、本殿、釣屋、中門が国宝に指定されています。

杉の巨木に囲まれた神聖な森の中に凛としたその姿は、千年の時を超えて周囲の自然と静かに一体となり、訪れた者を静寂とともに包み込んで、遥かいにしえの世界に誘っているようです。

仁科神明宮では伊勢神宮にならい、20年に1度社殿の造営を行う「式年遷宮祭」を行っています。前回は平成11(1999)年に行われ、次回は平成31(2019)年に行われる予定です。
そして、神明宮には南北朝時代の永和2(1376)年から現在までの間、代々行われてきた造営の模様を記した「造営棟札」がすべて保存されており、このうち、永和2(1376)年から安政3(1856)年までの27枚が国の重要文化財に指定されています。
また、参道脇の大杉やヒノキなどが取り囲む境内や周辺の森は、長野県の天然記念物に指定されています。


(ゆったりと時が流れる境内)

何かと慌ただしく過ぎていく日々の中に身を委ねて、少しお疲れ気味の皆さん・・・
静寂の中に千年の時を超えて人々を見守る仁科神明宮の森へ一度足を踏み入れてみてはどうでしょう。
清々しくも神々しい空気の中、雑踏から遮断された空間に立つと、癒しのパワーが降り注いでくるかも知れません!?

◆仁科神明宮についてはこちら
 http://www.sinmeigu.jp/

大町市の観光についてはこちら
 http://www.kanko-omachi.gr.jp/

【お問合せ先】
大町市役所 観光課
TEL 0261-22-0420

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