2013.07.25 [■I ♥信州(あいラブしんしゅう)]
<VOL.234>I♥信州(あいラブしんしゅう)
あなたの夢はわたしの夢(2)
~二人で叶えた青木村での田舎暮らし~
「I♥信州」は、長野県外から信州へ移住された方に、移住のきっかけや信州での暮らしの様子をお伺いし、長野県の魅力をさらに伝えていこうというコーナーです。
第13回目のI♥信州は、2003年に神奈川県相模原市から小県郡青木村に移住され、今年の11月で移住10年目を迎える、遠藤紘さん・ケイ子さんご夫妻にお話をお聞きしました。
前編では、遠藤さんご夫妻が青木村に移住するまでの経緯をお話いただきました。
◆前編はこちら
後編では、現在、遠藤さんご夫妻が取り組んでいる青木村の特産品作りや移住を考えている方に向けてのメッセージなどをご紹介します。
■「杜仲茶」で若者の雇用を生み出し青木村を活性化したい
遠藤さんご夫妻は、「お食事処 恵」の営業の傍ら、自分たちが暮らす青木村にもっとたくさんの人が訪れてほしい、という期待を込めて『青木村 N I きたい会』を4年前に立ち上げ、荒廃地・休耕地の復元を目標に青木村の特産品作りに取り組んでいます。
青木村に暮らし始めた当初より、美味しいものがたくさんある青木村の中で特にコレ!というものが何かないか…と話していた遠藤さんご夫妻。
そこで青木村の特産を生み出してみよう!と思いを同じくする村民と協力して、『青木村 N I きたい会』が誕生しました。
『青木村 N I きたい会』で現在、力を入れているのが、杜仲の若葉を使用した杜仲茶と杜仲そばの販売です。青木村内で担い手がいなくなり荒廃した杜仲の栽培地を借り受け、栽培を再開。杜仲木の伐採・葉の収穫・製品のパッケージデザインに至るまで、特に杜仲茶は『青木村 N I きたい会』会長を中心にメンバー一丸となって100%青木村産にこだわり、製品化しました。
山里育ち杜仲そばと杜仲茶のパッケージの文字は書道の先生、
背景の絵は紘さんの姪の旦那さん、デザインは長野県地域資源製品開発支援センター、
と多くの方の支援協力で出来上がりました。
杜仲茶のパッケージには長野県が県内外に発する
公式キャッチフレーズ&ロゴ「しあわせ信州」がクレジットされています。
(杜仲の木の樹皮は漢方薬の原料として使われ、若葉はお茶として利用される中国原産の落葉高木です。)
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