2013.07.25 [■“しあわせ”発見~信州巡り~]
<VOL.234>“しあわせ”発見~信州巡り~
世界に誇る山岳と田園風景、
そして多様で優れた文化がいざなう感動空間の創出「松本」(2)
みなさん、こんにちは!
楽園信州・“しあわせ”発見~信州巡り~、ナビゲーターのリンダです☆
し(四季・自然)・あ(味)・わ(技)・せ(生活・文化)
の4つのテーマをもとに、長野県内各地域の魅力をご紹介している
『“しあわせ”発見~信州巡り~』。
松本家具のロッキングチェア
第2回目は、松本地域です!
前編では、松本地域が世界に誇る山岳風景や山形村の“味”な新名物「やまっちそば」をご紹介しました。
★前編はコチラ
後編では、クラフトの街・松本に伝わる「松本家具」や、地域の方だけでなく他県から訪れる方からも愛される“水”をご紹介します!
<クラフトの街・松本地域に伝わる伝統的工芸品“松本家具”>
松本は知る人ぞ知る、クラフトの街。
毎年5月末に「クラフトフェアまつもと」が開かれ、多くの方が県内外のクラフト作家たちが作った個性あふれる作品を求めに足を運びます。
そんな「クラフト」の精神が地域に根ざしている松本地域には、古くから伝わる伝統的工芸品があります。
第1回目の長野地域でご紹介した「信州打刃物」と同様に、長野県内で7品目しか指定されていない国指定伝統的工芸品、「松本家具」です。
松本家具は松本民芸館で展示されています
「松本家具」は、実は家具部門の中で、日本で初めて伝統的工芸品として認定された家具。(昭和49年に当時の通産省から指定を受けました)
主に使用する素材はミズメザクラを中心に欅(ケヤキ)、栃(トチ)、楢(ナラ)などの落葉樹。
組手、接手には伝統の技法が施され、漆を塗り重ねることで重厚さと美しさを引き出しています。
使い続ければ続けるほど、“味”が出る、使う方とともに育つ家具です。
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