2010.07.22 [諏訪エリア]
Vol97■生産高全国トップ!原村のセルリーは今が旬
今、信州の農産物直売所や道の駅には、太陽の恵みをいっぱい浴びた夏野菜が勢揃い!!
トマト、ズッキーニ、とうもろこしなど、安心安全で栄養たっぷりの朝採り野菜が売場を賑わせています
八ヶ岳西麓に位置する原村の直売所【たてしな自由農園原村店】も、とびっきり新鮮な野菜に出会える直売所のひとつ。店先には、木箱にこんもりと積まれたレタスや、袋に詰め放題のタマネギやジャガイモなどが所狭しと並び、さながらフランスのマルシェのよう♪
数ある野菜の中で、その大きさと豊かな香りでひときわ目をひくのが立派なセルリー!!
実はセルリーは全国でも6割のシェアを占める原村の特産品なんですよ。
原村の新鮮なセルリーは、平日でも品切れ続出
原村が夏場のセルリーの生産高全国第1位となったわけには、湿度が低く冷涼な気候と、水はけの良い土地、かん水施設などの環境面が整っていたこともありますが、忘れてはならないのが生産農家の方々のセルリーに対する「愛情」☆
なぜならセルリーはと~っても手間ひまが掛かる野菜。
ビニールハウスで育てられた苗は5月上旬に畑に植替えをしたあと、頻繁な施肥と水やりが欠かせません。さらには、寒さ対策や乾燥対策として畑に藁(わら)を敷いたりと、とにかくたくさんの手を掛けてようやく7月下旬から収穫期を迎えるのです。
新鮮なセルリーを消費者へ届けるため、まだ夜も明けきらない早朝に収穫が行われます
収穫も楽ではありません。
収穫時のセルリー農家の朝は、なんと辺りがまだ真っ暗な午前2時頃。
水分が重要なセルリーにとって直射日光と高温は大敵で、陽が昇る前に収穫を済ませてしまわないと、大切に育ててきたセルリーがダメになってしまうんだとか。
夜空に星が瞬くなかヘッドライトをつけ、鎌で一株一株収穫していきます。
セルリー一株は1.5~2.5kgほどと結構な重さ。
重さを測り、袋に詰め、出荷用に箱詰めにしたセルリーが市場に向かう頃、時計はもう8時を指しています。これでようやく1日の収穫が終わるのです。
深夜からの作業を終えて、箱詰めされたセルリーはトラックに積まれ出荷されていきます
たくさんの愛情を受けて育った原村のセルリーは香りも良く、シャキシャキと瑞々しくてとっても美味しいですよ。
収穫は今から8月下旬までがピークです。
原村の旬のセルリーをぜひご賞味ください。
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