楽園信州

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<VOL.237>I♥信州(あいラブしんしゅう)

そんな“自転車”が共通点のお二人が出会ったのは、とある自転車ショップで開催されたイベントでした。そして、このイベントでの経験が日本で唯一の自転車スクール「やまめの学校」を開くきっかけともなったのです。

千絵さん:「私は体を動かすのが好きだったので、今までにもスキューバ-ダイビングやカヤックとかレジャー的なものから、いろんなスポーツをやっていました。私はどちらかというとお金を払って教わる側。
主人とは、主人がお世話になっていたお店のイベントで知り合いました。そのイベントの合間に、自転車の乗り方を教えてくださいってお願いして、主人に教えてもらったんです。貴重な休みの間なのに、一般人の私にもすごく丁寧に教えてくれて、何でこれで仕事しないんだろうって思いました。」

賢さん:「イベントのとき、僕はまだ選手で自転車を教えることが仕事になるなんて思ってもみなかったんですよね。
やまめ工房も最初は自転車の修理とかメンテナンスとかして、それで生活していければって思っていたので、自分が自転車を教えて、それでお金をいただけて…って本当にいいの?という感じでした。
だから、僕が初めて教えたのは妻なんです。」

その後、お二人は結婚。当時、練習でよく訪れていた安曇野市に生活の拠点を移し、すでに工房を開いていた賢さんは、千絵さんのアドバイスもあり、2008年に「やまめの学校」を開校。
プロライダーだけでなく、プロの自転車の先生としての道をスタートさせました。

賢さん:「この家は、たまたま友人が売りに出ていることを教えてくれたんです。山麓線やこの辺は自転車の練習でよく走っていて、いいなぁと思っていたので、購入を決めました。安曇野のこの景色は農家の方々が作りだした景色で、僕たちはそれを利用させてもらってる。だから、農繁期にわざわざ人がたくさん集まるようなイベントとかはしないようにしています。自転車で走っていると手を振ってくれたり、いろいろと仲良くさせていただいてます。この景色は人工的なものなんだっていうのはやっぱり忘れちゃいけないし、それを作りだしているのは農家の方々なんだって気持ちは忘れちゃいけないですね。」

「やまめ工房」「やまめの学校」の名前は、賢さんのこんな想いも。

賢さん:「自転車なのに、やまめってなんだ!?って結構インパクトあるみたいですね(笑)名前には自転車のにおいをあまりさせたくなかったんです。ガチガチなイメージではなくて、もう少しゆるい感じでやりたいと思っていました。
僕、魚釣りが好きで、ヤマメって魚が一番好きなんです。ヤマメはきれいな川にしか住めないから、それが名前に入れば、この辺のきれいな景色を思い浮かべてくれるかなと。ヤマメが住んでるようなところでやってるスクールなんだって思ってほしかったんです。」


奥には北アルプス、その手前には民家と田んぼが広がる安曇野の景色。
この景色の中を自転車で走るのは格別!

自転車を通して様々な道へと進んでいく、堂城さんご夫妻。
次回、後編では堂城さんご夫妻が運営する「やまめの学校」の様子やこれから挑戦したいこと、移住を考えている方へのメッセージをご紹介します。お楽しみに。

●やまめ工房・やまめの学校  http://www.yamamekobo.com/

■堂城さんご夫妻が移住された安曇野市


安曇野市役所

長野県の中信、松本地域に位置する安曇野市は、豊科町・穂高町・三郷村・堀金村・明科町の5町村が合併して誕生した市で、長野県のほぼ中央部に位置しています。
北アルプスの山麓に広がるのどかな田園風景は、安曇野に訪れる多くの方を癒しています。
冬季でも、降雪量があまり多くないことなど生活のしやすさから、県外から移住される方も多く、長野県内の移住地として人気の高い土地です。

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