楽園信州

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<VOL.197>I ♥信州(あいラブしんしゅう)

一緒に歩き、同じご飯を食べる、そこで地域の方と会話をする・地域を知るきっかけが生まれる・・・。
長野県全体にも広まってほしい、素敵な取り組みですね。

(*1)ぬかくど :昭和20~30年代頃に安曇野などで活躍した炊飯道具。(かまど)
ぬかは籾殻、くどはカマドのことで、農作業するときなど作業前に火を付けておけば、農作業して帰ってくる頃には美味しいごはんが炊けているという優れもの。

<行政と民間が同じ目線で移住に取り組む>

(長野県安曇野庁舎)

(宮崎さん談)
「移住」ということに真剣に向き合う中で見えてきたものは、行政とNPOなどの民間組織が協力して事業をしていくことが必要だということ。

・ありのままの地域の姿をその地域に住む生活者が伝える。
・移住セミナー参加者が信州へ足を運ぶ機会を増やす取り組みを行う。
・インターネットのソーシャルネットサービスを行政・民間が一体で積極的に活用する。


(提供:NPO法人信州ふるさとづくり応援団安曇野支部)

「良いところだけを話して、実際の生活とイメージとのギャップに失望されるより、はじめにきちんと厳しい面も伝えて、納得して移住をしてもらう。
そうでないと結局自分の描いていたイメージと違うといってすぐに帰ってしまう、それでは本当の意味で地域の発展・活性につながりません。

逆に厳しいことも聞いたからこそ真剣に移住を考え、積極的に地域に関わろうとしてくださる方はたくさんいらっしゃいます。
行政に、地元の経済活動に関わっている民間組織や人の力が加われば、さらに素晴らしいものになるのではないかと思っています。」

<安曇野で暮らす宮崎さんから移住を考えている方へアドバイス>

「私は移住をするには、少なくても最低限1年は準備期間が必要だと思っています。
その地域のすべての季節を感じてみることが非常に大切。
パンフレットや雑誌に掲載されている表面的なものだけでなく、実情も知る、<暮らす>という視点を持つことが欠かせません。」


(安曇野市堀金地区にある拾ヶ堰(じっかせぎ))

「安曇野は、北アルプスや田園風景などの風光明媚はもちろん、雪国・長野県の中でも積雪が割りと少ないという面があります。
また、車で移動できる範囲に郊外型の店舗などがあるので生活面での利便さもありますが、最大のポイントは既に移住者の方々がたくさん住んでいるので安心感が持てます。地域のことをしっかり知って移住をしていただきたいなと思います。」

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