楽園信州

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<VOL.211>I♥信州(あいラブしんしゅう)


西村さん撮影
(ホームゲレンデの
いいづなリゾートスキー場で)

啓大さん:「飯綱町は、季節の変わり目で吹く風が違うので、四季の移りかわりが実感できます。同じ町内でも場所によって見える景色が違うのも魅力。
標高が高いからか、星も近くに感じます。
自宅の東側に見える志賀高原の山並みはスイスに匹敵するぐらい素晴らしい景色です。
夏の時期には志賀高原から雲が里に垂れ込め、雲海のように見れたり、冬にはスキー場のライトアップが見れたり・・・
この辺りは朝日がばっと浴びれるのもいいですね!」

5年前に屋久島に里帰りしたとき、暑さが身に堪え、自分の体が飯綱町の気候に馴染んでいると感じた、と話す啓大さん。
観光とは違い、飯綱町は住むべくして住んだ土地なんだと実感されているようでした。

■飯綱町のあたたかさに触れて

今ではすっかり飯綱町の一員として地域に溶け込まれている様子の西村さんご夫妻。
四季折々の旬で採れた野菜や果物は、買うよりも地域の方からいただくことの方が多いそうです。
しかし、地域に馴染むまでには、啓大さんがお勤めの会社の社長や奥様、お母様のあたたかさやアドバイスがありました。


西村さん撮影(建築現場で)

啓大さん:「はじめに社長から教えていただいたのは、『消防やお祭り、地域の活動など頼まれたものは断るな』ということ。僕自身も、とりあえずやってみようという気持ちがあったので、声をかけていただいたものは、二つ返事でやりました。
また、会社の仲間との飲み会のときに、きのこ狩りがあるとか根曲竹が採れるとか、移住してきた自分達ではわからない四季折々の地元のイベントを教えてもらうこともあって、地域の様々なところに積極的に関わることで、徐々に人の輪が広がりました。
それが巡って今の住宅の仕事にもつながっています。
仕事をいただけるお客様の中には、消防の仲間やお祭りのときに知り合った方も多いんですよ。」

久美子さん:「私は移住してきた初めの頃は飯綱町での仕事も決まっていなかったのですが、その間主人の社長の奥様やお母様が『お茶飲みにおいで~』とあたたかく声をかけてくださったり、飯綱町の状況を教えてくださいました。
当時、私達のほかにも移住された方がいらっしゃったので、その奥様とも知り合うことができて、社長の奥様とお母様をつてに広がった輪は大きいです。」

飯綱町はコミュニケーションの母体がしっかりしている地域で、自分達はその中に入れてもらったという感覚があるとのこと。
西村さんご夫妻の明るい大らかなお人柄が飯綱町の気風にうまくマッチし、仕事や地域の活動への良いめぐり合わせにつながっているのかなと感じました。

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