楽園信州

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<VOL.211>I♥信州(あいラブしんしゅう)

■田舎暮らしを考えている方へ

最後に西村さんご夫妻に移住を考えている方々へ田舎暮らしのポイントとこれからチャレンジしたい夢をお聞きしました。

啓大さん:「僕達も田舎暮らしを考え始めて移住するまでに2年ほどかかりましたが、田舎暮らしには多少なり準備期間が必要です。
一番初めは、賃貸物件に住んだり、通いでもいいので移住したいと思っている地域の四季を感じて、それから決めるのが大切です。もし、その中であれ?と思うところがあると、そこが田舎暮らしが嫌になってしまうきっかけになると思うので。 
それと、地域に入ったときには、自分達の方からオープンに、こういう人間なんだということを地域の方々に知ってもらうこと。
飯綱町にきて良かったなと実感できているのは、やはり地域の方々に受け入れてもらえているということが大きいです。社長はじめ、本当にいろんな方にお世話になっています。
会社でも、移住を希望されている方のバックアップをしていますが、僕も自分の体験を移住者の方の支援に活かせればなと思います。
まだ漠然としているのですが、今若い人が地域から出て行ってしまったりと、コミュニティーが崩れつつあるので、町の仕組みづくりにも協力していけたら、と考えています。」


これからの夢をお話くださった久美子さん

久美子さん:「地域の子育て支援センターに積極的に参加することで、ママ同士のお友達のつながりが出来ましたし、抱えていた不安も解消されました。 地域の支援制度を確認しておくことも大事かなと思います。
今は介護士の方を本職として働いているので、美容師の仕事からブランクが空いていますが、昨年、介護福祉士の資格もとりましたので、今までの介護と美容師の経験と合わせて、訪問美容をしたいなと考えています。
女性はどんな時でも身だしなみに気をつけてらっしゃる方が多いので、高齢の方や中々外出することが出来なくて、髪の毛を切る機会がないというような方々のところに訪問して髪を切ったりとか・・・。
地域に貢献できることが少しでも出来ればうれしいですね。」

「田舎暮らしをする」という共通の目標がお二人の絆を強くし、さらには飯綱町でチャレンジしたい夢へとつながっている西村さんご夫妻。
今後の目標をお話下さる奥様の希望にあふれたまなざしが印象的でした。
美味しい空気と温もりのある飯綱町で生まれ育ったお子さんと、ご家族で暮らしを楽しまれているあたたかな姿を感じました。

【インタビュー実施時期 2012年11月】

■長野県では、東京・有楽町に「長野県移住・交流センター」を開設したり、県内各市町村でも移住に関する取り組みに力を入れています。

「長野県移住・交流センター」には、移住やIターン専門の相談員が常駐していますので、信州への移住に関心のある方はお気軽にご来場ください。

長野県と参加市町村が各地域の魅力を伝える、信州田舎暮らしセミナーですが、2013年1月に「信州田舎暮らしセミナー“冬”」が実施されます。
各日程で参加市町村が変わりますので、移住先に合わせて参加してみてはいかがでしょうか?

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