楽園信州

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<VOL.219>I♥信州(あいラブしんしゅう)

I♥信州(あいラブしんしゅう)
“移住で深まる家族の絆”(2)
開田高原で過ごす“上天気”な暮らし

「I♥信州」は、長野県外から信州へ移住された方に、移住のきっかけや信州での暮らしの様子をお伺いし、長野県の魅力をさらに伝えていこうというコーナーです。


第8回目のI♥信州は、1993年に愛知県名古屋市より木曽町開田高原に移住された寺本勝司さん・京子さんご夫妻にお話をお聞きしました。

前編では、寺本さんご夫妻が信州へ移住するまでの経緯やご家族のぬくもりがたくさんつまったロッジ上天気をご紹介しました。

◆前編はこちら

後編では、寺本さんご夫妻の現在の暮らしの様子や信州へ移住を考えている方へのメッセージをお話いただきました。


■お客様から末永く愛されるロッジを目指して

寺本さんご夫妻には、ロッジ上天気を訪れたお客様に、単に宿泊場所を提供するだけではなく、お客様がロッジに滞在する時間すべてに満足を提供したい、という想いがあります。
地元で採れる旬な農産物を使用した料理を提供したり、お客様の心の機微を汲み取ったおもてなしをしています。
ジャズが流れるホールやバーで季節に応じた開田高原ならではの楽しみ方を紹介したり、お客様の旅のこだわりを聞いたりと、お酒を酌み交わしながら様々な話を語り合う・・・そこで見えてくるのは、お客様の本当の笑顔です。

勝司さん:「ちょっと固そうな方でも、会話をしていく内に新たな発見があったりするので、あまり先入観は持たずにお客様と接することを心がけています。僕もお酒が好きだったりするので、バーでちょっと飲みながら話をしたりと楽しく過ごしています。」

勝司さんの接客サービスの根底にあるのは、自身がロッジを開くきっかけとなった、山小屋での光景と人とのふれあいなのかもしれません。


ロッジ内にはゆったりとくつろげるスペースや、バーカウンターも設置。
寺本さんがセレクトしたジャズ音楽が流れています。

■子供を通じて深まる地域とのつながり

地域コミュニティのつながりが強い木曽地域。
地元の方々との縁をより深めてくれたのは、寺本さんご夫妻のお子さんでした。
お子さんの成長とともに、組織での様々な役割を担当することで、地元の方々との絆も深まっていきました。

勝司さん:「移住した当初、一番上の子はまだ1歳10ヶ月。小さい子を連れて散歩していれば、周りの方も気になるじゃないですか。フラフラ歩いて熊に襲われやしないか、とか・・・(笑)
無関心のような感じを受けても、みなさん絶対関心を持っておられます。
新しい人がくるというのは、やはり刺激になりますから。」

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