2010.06.24 [北アルプスエリア]
Vol93■新名物料理登場!「白馬ガレット」
長野県の北西部、北アルプス山麓にある白馬村。先月には白馬連峰の開山祭「貞逸(ていいつ)祭」が行われ、本格的な登山シーズンが到来しました。トレッキングやサイクリング、ラフティングなどバラエティに富んだアクティビティも充実している白馬村は、まさにアウトドアの天国です。
そんな白馬村に登場した新しい名物料理が「白馬ガレット」。今、全国的なブームになっているガレットですが、どんな料理?と思っている方のために少し説明を。
そもそもガレットはフランスのブルターニュ地方の郷土料理で、一言でいえば「そば粉を使ったクレープ」。生地を薄くひいて片面だけ焼き、そこに肉や魚介類、卵、チーズ、野菜などいろいろな具を乗せたものなんですよ。
そば粉で生地を作るというところが、そばどころの信州にはぴったりの料理ですよね。
標高700mの高地にある白馬村は信州有数の蕎麦の名産地。
その品質は市場でも高い評価を得ている。
生地の原材料に白馬産の「はくば蕎麦」を使用すること、具は地元産食材にこだわることが「白馬ガレット」のルール。
この条件の中でどのようにアレンジし、料理するかは料理人の腕の見せどころ。がっつり系からサラダやスイーツ系のものまで、個性あふれるさまざまなバリエーションがあるので、お好みの味を探してみるのも楽しいですよ。
地元名産の白馬豚をはじめ、信州サーモンや山菜、
高原野菜にきのこなどの地元食材がたっぷり
実はこの「白馬ガレット」を提供できるのは、「白馬クレーピエ(クレーピエとはクレープ職人という意味)」に認定された料理人がいるお店に限定されているんです。認定されるには、全5回のカリキュラムを受講して、ガレットについて幅広い分野の知識と技能を修得し、実技試験と学科試験を受けて合格しなければならないんですよ。大変ですね~!
素材も技術もしっかりした裏付けのある「白馬ガレット」ですから、その味は折り紙つきと言っていいでしょう!
白馬ガレットが味わえる店舗には、8月以降このマークが掲示される予定。
中には要予約、宿泊限定の場合もあるので各店で確認を
この「白馬ガレット」、今年2月には「北アルプス山麓ブランド」にも認定されました!
名だたる認定委員の厳しい目による、「独自性」、「安全性」、「将来性」などの基準を見事クリアしたんだそうです。
現在、白馬村内の飲食店と宿泊施設の36軒で白馬ガレットがメニューに加えられています。
この夏、白馬村を存分に楽しむなら、地元の「味」と「アイデア」と「おもてなしの心」がギッシリ詰まった新名物「白馬ガレット」を味わってみてはいかがでしょう♪
詳しくはコチラ
白馬ガレット(パソコン用)
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