2013.06.27 [■“しあわせ”発見~信州巡り~]
<VOL.232>“しあわせ”発見~信州巡り~
千曲川がゆったりと流れるぬくもり 感動のふるさと「長野」(2)
みなさん、こんにちは!
楽園信州ナビゲーターのリンダです☆
前回から新しくスタートした、『“しあわせ”発見~信州巡り~』。
し(四季・自然)・あ(味)・わ(技)・せ(生活・文化)
の4つのテーマをもとに、長野県内各地域の魅力をご紹介していきます。
第1回目は、長野県庁のある長野地域です!
前編では、自然たっぷりの中を歩いてリフレッシュできる、飯綱町のノルディックウォーキングをご紹介しました。
★前編はコチラ
後編では、県内でも7品しか認定されていない国指定伝統的工芸品や、これから旬を迎える長野地域の“味”をご紹介します!
長野地域の“味”は千曲川にあり!
<国指定伝統的工芸品“信州打刃物”>
日本で刃物の産地といえば、大阪府堺市、新潟県三条市、岐阜県関市などが三大産地として知られていますが、長野県にも刃物の産地があります。信濃町はその中でも“信州打刃物”の産地で、国の伝統的工芸品に指定されています。
信濃町の伝統工芸品「信州打刃物」
写真提供:長野地方事務所 商工観光課
信州打刃物は、さかのぼること450年余り、16世紀中期の川中島の戦い時に、この地方に行き来していた刀匠から里の人々が鍛冶技術を習得したことに始まります。
使い続けても切れ味が落ちない、使い勝手が良いということで有名な信州打刃物。
特に、鎌が有名で、草が根元から刈り取ることができ、刈り払った草が手元に集まるように作られていると重宝されています。
鎌以外にも、そば処・信濃町らしい刃物が「そば切り包丁」。
そば打ち職人だけでなく、趣味としてそば打ちを楽しむ一般の方も、信州打刃物のそば切り包丁を買い求めています。
現在、信州打刃物の認定伝統工芸士は5名。組合員は12名だそうですが、昔に比べて職人の数は減少しているのだとか…。大切に扱えば一生の相棒となる刃物。いつまでも残していきたい伝統工芸品です。
<解禁日間近!今がまさに“旬”の味!>
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