2013.06.27 [■“しあわせ”発見~信州巡り~]
<VOL.232>“しあわせ”発見~信州巡り~
長野地域を流れる千曲川。日本を代表する演歌歌手・五木ひろしさんが歌われたことでご存知の方も多いのではないでしょうか。
甲武信ヶ岳を源流に、長野県を経て新潟県へ流れ下る日本有数の河川で、長野県内は「千曲川」と呼び、新潟県に入ると「信濃川」と名称が変わります。
信濃川の全長367kmの内、約214kmが千曲川。
この千曲川流域の千曲市では、初夏になると「アユ釣り」や「つけば漁」で盛り上がります!
水量豊富な千曲川。善光寺平までゆっくりと流れていきます。
千曲市には戸倉上山田温泉もあり、川の水温で少し冷えた体を温めるのも良いですね。
・つけば漁・・・春~夏に産卵する「ウグイ」の人工的な産卵床を川の中に作り、置き網・投網などで捕獲する漁法。
・アユ釣り・・・友釣りと呼ばれる技法で釣られる。野アユの縄張り内に、オトリのアユに掛け針をつけた状態で放し、野アユがそれを追い払おうと体当たりしたところを引っ掛けて釣る技法。
川沿いには、「つけば小屋」と呼ばれる仮設の料理小屋が建てられ、ウグイの塩焼きやアユの刺身などの絶品川魚料理の数々を味わうことができます。
千曲市のアユ釣りの解禁日は、6月29日(土)。解禁を待ち望んでいた釣人が、この日を楽しみに大勢訪れます。
千曲川アユ釣り解禁の様子(テレビ信州:2009年6月13日)
また、千曲市の万葉橋~千曲橋間の全長7kmを、船でゆったりと下る「千曲川船下り」が計画されています。
激流の中を下るようなスリルを味わうというよりは、穏やかな流れの中、周りの風景や自然を楽しむという「千曲川船下り」。川沿いには、道の駅ならぬ「川の駅」を整備し、千曲川流域の活性化につなげたいと、実現に向けて取り組んでいます。
初夏、川魚料理に舌鼓を打ちつつ、ゆったりと船下り・・・なんてとても風情がありますよね。
実現までにはまだ時間がかかることですが、長野地域の新たな魅力に期待です!
★リンダと鈴之助が取材で見つけた“しあわせ”のひとコマ★
釣って楽しい!食べて美味しい!アユ釣りでハッピー♪解禁日が楽しみです!
“しあわせ”発見~信州巡り~
ナビゲーター:リンダと鈴之助
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