2009.05.14 [コラム]
Vol.40 特集■信州の花めぐり
新緑の季節、信州の花めぐり
ポカポカした日差しから、少しジリジリした日差しに変わりつつある信州。今まさに新緑が、そして花々が美しい季節です。
そんな信州ならではの、花を巡る旅をご案内しましょう。
■花のまち 小布施
懐かしくて美しい景観、葛飾北斎にまつわる美術館や資料館、洒落たカフェに、どれも美味しそうな栗菓子の数々。ご存知、小布施町は栗の町であり北斎の町。そんな小布施を訪ねてみるとふと気づくことが。
街路灯にかかるハンギングバスケット、ベンチが置かれたポケットパーク。そして丹精込めた庭を開放したオープンガーデン。
そう、小布施は花の町でもあるんです。歩いていてなんとなく心地よい、それは町いっぱいに花の彩りと安らぎが満ちているからなのでしょう。
町の各所に街路灯にかかるハンギングバスケット
今でこそ町を花で飾る取り組みは各地で行われていますが、小布施での取り組みは1980年代始めの美化運動や花壇づくりからと、約30年も前から始まっています。
1992年には、情報発信の拠点である「フローラルガーデンおぶせ」、花苗生産施設である「おぶせフラワーセンター」がオープン。
この頃から、町の皆さんは花のまちづくりのため、ヨーロッパでの研修にも参加しています。その数はなんと9年間で120人。地元の人々の意気込みがわかりますよね。
各家庭で丹精込めた庭を観光客と一緒に楽しむ、という交流の場・憩いの場として始められたのが「オープンガーデン」です。
町の中心部をメインに、なんと100ものオープンガーデンがあるんですよ。
オープンガーデンは、色々な草花がそれぞれの家に合うようにアレンジされて、ついつい見入ってしまいます。タイミングよく、家の人に会えたなら、きっと会話も弾むでしょうね♪
鮮やかな花々が咲き誇るフローラルガーデンおぶせ。5月15日〜19日には、春の山野草展、5月31日〜6月7日には、サツキ展と夏の洋ラン展が開催されるなど随時イベントが開催されている
左:鑑賞しながら一息つけるようなベンチを用意してくれている所も
右:オープンガーデンである場所には、この札がかかっている
小布施の観光情報についてはコチラ≫
フローラルガーデンおぶせはコチラ≫
小布施オープンガーデンはコチラ≫
また、6月13日には、オープンガーデンやお寺・なつかしい里道などをめぐる「小布施花巡り健康ウォーク(小布施町東部)」も開催。初夏の小布施を満喫してみてくださいね。
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