2014.12.08 [ その他 ]
南木曽ろくろ細工 ~ ふるさと信州寄附金協賛事業者を訪ねて(その1)
店内には多種多様な製品が陳列されています。
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続いて、工房での製作作業を見学させていただきました。
小椋さんは、1200年の時を経て現代に技を受け継ぐ、ろくろ細工 伝統工芸師の一人。
すべての工程を一人で行うほか、ここで使用する特殊な道具も全部自作だそうです。
ちなみに、製作中の製品はサラダボウル。
『ろくろを回して丸い形の器を作る職人を「木地師」と呼びます。
木地師は、木との対話を重ね、技を高め、数多くの経験を積みます。』 (カネキン小椋製盆所パンフより)
ろくろ細工に使用する原木には、トチノキ、ケヤキ、モミノキ、センノキ、カツラなどがあります。製作中のサラダボウルはモミノキ。
原木から良材を選び→輪切り→挽割り→荒挽きの工程を経た木材。
これを3か月以上乾燥させた後、ろくろで回しながらカンナで形を整
え、仕上げ面を平滑にします。
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