2022.06.07 [ その他 ]
5月31日~6月6日は「禁煙週間」でした!
木曽保健福祉事務所のSです。
この頃、日中は暖かくなってきましたね。。。
みなさん、5月31日は「世界禁煙デー」、5月31日~6月6日は「禁煙週間」でした!
そして今年の禁煙週間のテーマは、
「たばこの健康影響を知ろう!~若者への健康影響について~」です!
「若者」といえば、民法が一部改正され、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられ、令和4年4月1日から適用となりました。
明治9年以来の「20歳で成人」が変わったこと、何か凄いことのように感じます。
ですが、、
たばこに関する年齢制限は20歳のままです!!
18歳になり成人となっても、20歳以上にならないと喫煙をしてはいけません!
・・・一応強調しましたが、これは再三周知されているのでみなさんご存知ですよね。
でもみなさん、若者が喫煙をすることって、実はその後の影響が大きくなることが多いそうですよ。
今回は禁煙週間のテーマに沿って、若者への健康影響をご紹介します。
青少年期に喫煙を開始すると、成年後に喫煙を開始した場合に比べて、がんや虚血性心疾患などの危険性がより高くなります。肺がんでは、20歳未満で喫煙を開始した場合の死亡率は、非喫煙者に比べて5.5倍となっています。
このグラフ、喫煙開始年齢15~19歳の標準化死亡率が目立っていますが、実は喫煙開始年齢20~24歳でも非喫煙者の4.3倍、25~29歳でも3.5倍となっており、若者の喫煙が健康に影響することがよく分かりますね。
他にも、より高度なニコチン依存症に陥りやすかったり、喫煙以外の薬物依存の入り口となるなど、若者の喫煙がいかにリスクのあることというのが分かりますね。
また、昨年度長野県では、未成年者の喫煙・飲酒状況等調査を行い、最近結果がプレスリリースされました。
未成年者の喫煙・飲酒ともに減少傾向にあるようですね。
今回は若者の喫煙の問題点をご紹介しましたが、他にもたばこにはたくさんの害があります。それは自分の体にのみ影響することではありません。周りの人の健康を守るという点でも、一度たばこについて見直してみてはいかがでしょうか。
木曽合同庁舎のロビーでは禁煙週間の啓発コーナーを設けていました。
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