農地整備課の中年Yです。

6/21（月）、防災重点ため池に位置付けられている木曽郡木祖村の「あやめ公園池（大平ため池）」に洪水調整の状況を確認してきました。

あやめ公園池（大平ため池）は、農業用ため池（先日のブログで紹介済）ですが、この度、梅雨時期の大雨に備え、降った雨水をため池に溜めるため、6/10からため池の管理者である村が水位を事前に下げる「洪水調整」の初の試みを実施しています。

木祖村　あやめ公園池のあやめが見頃です

現在、取水施設の1孔目を開けて、通常の満水位より約70ｃｍ下がった状態となっており、これにより、約12,000㎥の水量を蓄える余裕を持たせた状態になっています。

木祖村では、「浸水区域の住民の命を守り、安心・安全の確保につなげたい」と話しています。

全景はこんな感じです。観光目的で大平ため池にお見えになる方は、ご承知おきいただければ幸いです。

なお、堤体で見かけた花を紹介します。なんだか分かりますか？？？

実は、シロツメクサ（クローバー）ですが、変異で赤くなっています。

本来は以下のような白い花です。

アカツメクサと混在しているので、赤くなったのでしょうか？

【左がアカツメクサ、右がシロツメクサ】

以上、ため池における「洪水調整」の取り組みの紹介でした。