2017.02.27 [ その他 ]
「山の恵み」 ジビエは美味でした
地方事務所のYKです。
木曽地方事務所では、2月16日に上松町の「ねざめ亭」において、ジビエ料理を味わうイベント「山の恵みと地酒を味わおう」を開催しました。
野生鳥獣による農林業の被害は、木曽地域だけでも年間約6千万円、長野県全体では約10億円にも上り、ニホンジカをはじめとして増えすぎた有害鳥獣の捕獲が盛んに行われています。
今回は、「捕獲した野生鳥獣の肉(ジビエ)を山の恵みとして有効に活用して地域の活性化につなげたい。鳥獣被害や狩猟の現状を知ってもらいたい。」というねらいで、地域住民の皆さんから参加者を募って、ジビエ料理と木曽の地酒を味わいながら、専門家のお話を聞きました。
この日の料理を担当していただいたのは、大町市で「農園カフェ ラビット」を経営されているジビエ料理研究家 児玉信子さんです。当日は、夕方6時から始まるイベントのために、午後2時から調理に取りかかり大奮闘いただきました。
この日のジビエ料理のメインメニューは6品、プラスご飯代わりの2品。どれもおいしかったです。< >は、あまり参考にならない味覚音痴の私の感想です。
【蕎麦の実リゾット】
<吉野葛で包まれた猪肉のつるっとした舌触りと、濃いめの昆布と鰹のダシがきいた蕎麦の実の味の旨味が抜群!>
【猪と根菜のピリ辛キンピラ】
<猪肉とゴボウ、レンコン、ニンジンを辛い調味料「ヤンニョム」で味付け。木曽の地酒との相性良し。>
【鹿と野菜のバルサミコ酢煮込み】
<良く煮込まれた鹿肉の柔らかさと野菜の旨味が印象的。ジャガイモのニョッキ入りで私の一押しです。>
【信州産三種のボイル肉】
<鹿・猪・小谷野豚のボイル肉を木曽のスンキを使ったソースを添えていただきます。柔らかくて食べやすかったです。>
【鹿ロース肉のポワレ 椎茸、塩麹、わさびの香り】
<一口大の鹿肉をフライパンで焼き、椎茸、塩麹、茎わさびを合わせたオランデーズソースをトッピング。くせが無くてすんなり食べられます。>
【鹿のリエット】
<獣の臭みがなくなめらかな食感でバゲットとよく合います。>
※ご飯代わりの2品
【鹿肉のトルティーア】 【鹿佃煮のおにぎり】
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