開山祭翌日の７月２日、雲に包まれた御嶽山で、涼風を受けながら傷んだ登山道の整備やロープ柵の補修を行いました。
木曽町三岳の黒沢口と、王滝村の王滝口に分かれて出発した約１００名の参加者は、横断溝に詰まった土砂をさらったり、ロープ柵を補修したり、階段の枕木の押さえとしている鉄筋の浮き上がり部を打ち込むなど、整備を行いながら頂上を目指しました。

途中の雪渓では、霧に誘われて現れた親子連れの雷鳥に出会い、微笑ましい光景に疲れを忘れる一時もありました。

また、登山道沿いでは多くの可憐な高山植物が、整備を行う我々にパワーを与えてくれました。

コイワカガミ

イワウメ

ツガザクラ

イワベンケイ

クロユリ

コバイケイソウ

無事登頂！！参加者で記念撮影

これから本格的な登山シーズンを迎えますが、霊峰御嶽山に訪れる方が、気持ちよく登って頂けるとうれしいです。

可愛い高山植物が沢山迎えてくれることと思いますが、大事に見守ってあげてくださいね。