い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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「山室の棚田」で田植えを体験しました!

農地整備課のちよちよです。

“つなぐ棚田遺産”に認定された上伊那管内の棚田田植え巡りもいよいよ最後の3箇所目!
最後は、伊那市高遠にある「山室の棚田」で、5月27日(土)に開催された田植え体験会の様子をお伝えします!

 

 

 

 

 

 

山室地区では、高齢化や、担い手農家の減少、小区画・不整形の田んぼが多いなどの課題から、耕作放棄せざるを得ない農地を多く抱えていました。
このため、ほ場整備事業の導入や、中山間地域等直接支払制度を活用するとともに、地域一体となって農業を継続していくため、地元営農組織「農事組合法人山室」が設立されました。
この組織では、農地貸借や、市民農園(ふれあい農園)の開設、地元酒造会社と連携した地酒の商品化など、地域の資源を最大限に活用することで地域の活性化に貢献しています。
また、棚田オーナー制度(※)にも取り組んでおり、「消費者と生産者が互いに見える関係」を構築し、田植え、稲刈りなどのイベントを通して農村と都市住民との交流の場を提供しています。

※棚田オーナー制度…1区画につき一定の金額で田んぼのオーナーになってもらい、オーナーは農作業
体験のほか、棚田で収穫されたお米をもらえる制度

令和4年3月には、全国各地の優良な棚田を選定する「つなぐ棚田遺産~ふるさとの誇りを未来へ~」にも認定され、引き続き県内のみならず都市部の人々にも地域の魅力を発信し、移住者の受け入れを見据えた「より住みやすい地域づくり」を目指します。

《農事組合法人山室の公式Facebookはコチラ!》⇒農事組合法人 山室(やまむろ) | Facebook

今回の田植え体験会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響から約4年ぶりに開催され、都市部からはイベントを楽しみに待ち望んでいた多くのオーナー会員が参加しました。

はじめに、農事組合法人山室の大塚代表理事から「食と農のつながりを体感してもらい、豊かな自然の中で楽しい時間を過ごしてほしい」と挨拶があり、市民農園へ移動した後、早速田植えがスタート!

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