2022.01.28 [ その他 ]
伝統の天日干しにこだわる糸寒天 伊那市小笠原商店
こんにちは、総務管理課のKuです
毎日寒いですね。
冬の風物詩「糸寒天の天日干し」伊那市小笠原商店の紹介です。
冬の田んぼはすだれに乗った糸寒天で覆われます。
寒天といえば、諏訪・茅野地域の角寒天が有名ですが、ここ伊那市では糸寒天が作られています。
今では少なくなった天日干しにこだわって、創業大正五年 100年も続く伝統製法。
機械化出来るところは機械化しても、寒天の強度・粘弾・保水性を生み出すため天日干しが一番。
ここはこだわっている。
できた寒天は、歯ごたえ・のどごし・弾力が全く違うと社長の自信に満ちた笑顔。
そして、この糸寒天を求め有名な和菓子店から安定した注文がくるとのことです。
上伊那の糸寒天が和菓子となり日本の皆さんのもとへ行くと思うとうれしいですね
ところで皆さん、寒天は何からできているかご存じですか?
これです。天草。海で取れます。
海で取れた天草を長野県の山の中で寒天に加工されるのはなぜでしょう?
それは、長野県の冬が寒いから、そして昼夜の寒暖差が大きいから。
では、長野県の中でなぜ伊那市でしょう?
それは、伊那谷ならではの風、おいしい地下水とのこと。
納得。伊那谷は、風がぴゅ~ぴゅう吹きますね。水もアルプスの伏流水でおいしい。
伊那市田原地区は恵まれた環境。そして、訪ねて気が付きました、ここは田んぼ
冬は車がほとんど通りません。
自然のど真ん中、空気もきれい景色もいい
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