2014.12.16 [ 地域振興局 ]
山と生きる会
伊那市高遠町で炭窯をつくる人々の姿・・・。その正体は、ズバリ「山と生きる会」の皆さんです!
会の代表の、盛(もり)太志さんは東京から移り住み、伊那谷で林業の世界に飛び込みました。それから10年以上を経て、林業事業体「盛木材」を立ち上げ、高遠の森の中に可愛いらしい、木のお家を建てて住んでいらっしゃいます。
山と生きる会は、そんな実行力のある盛さんに共感して集まった、地域の若い人たち6名でつくる森林整備のボランティア団体です。
今年は新たな取り組みとして、森林整備で出材した間伐材を使って炭焼きに挑戦してみようと、炭窯づくりを始めました。
伊東さんといえば、小学生の頃から炭を焼き始め、これまで設計された炭窯の数は10基以上。
県内外から多くの希望者を受け入れて、炭焼き技術を伝承されている指導林家です。
上伊那の指導林家については、こちらの林務課のHPをご覧ください。↓
http://www.pref.nagano.lg.jp/kamichi/kamichi-rimmu/shokonorin/shidorinke.html
その伊東さん直伝とあって、炭窯づくりにも自然と力が入ります。
レンガが積まれた土台のサイズからすると、かなり大きな窯ができ上がりそうです。
炭窯を作りながら、焼いた炭をどんなふうに使おうかと考えを巡らせるのも、楽しそうです。盛さんの頭の中には、炭を使った商品の開発や販路開拓と、夢の構想がどんどんふくらみます。
いずれは炭窯周辺の森林の景観整備をして、様々な自然体験を楽しみに多くの人が集まる場所にしたいと、将来の夢を語る盛さん。
優しい瞳が、キラキラと輝いていました。素敵ですね。
炭窯づくりは、みんなに森に親しんでもらいたいという夢を実現するための、第一歩なのですね。
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