い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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治山事業のご紹介 ~山の中の“あいつ”って…?~

みなさんこんにちは!
林務課のMです。

突然ですが、みなさんは山の中で“あいつ”を見たことがあるでしょうか?
そう、コンクリートでできた“あいつ”です。

 

 

 

 

 

 

【治山堰堤(ちさんえんてい)】です

登山や散策をしていると、渓流の中に見かけることもあるのではないでしょうか。
よく「治山ダム」とも言われます。

※治山堰堤の目的
治山堰堤は、森林の維持・造成を図ることを目的としています。渓床に土砂が堆積している箇所や、渓岸が侵食され山崩れが発生しやすくなっている箇所などに設置されます。治山堰堤により、土砂が下流に流れることを防いだり、山崩れの発生を防いだりすることができます。
(高知県庁ホームページより抜粋、一部改変)

また、構造が似ているものに「砂防堰堤」があり混同されることが多いですが、その目的は異なっています。

※砂防堰堤と治山堰堤
「砂防堰堤」は土砂の生産を抑制して、流れ出る土砂を調整したりせき止めるものです。一方で、「治山堰堤」は、水源のかん養・土砂の流出の防備などの、山が本来持っている機能を補完するためのものです。
つまり、「砂防堰堤」は下流にある人家などの保全対象に影響が及ばないように設置するもので、「治山堰堤」は土砂災害の発生源となる森林自体を強化し、土砂災害を防止することを目的としています。
(長野県ホームページより抜粋、一部改変)

治山堰堤はコンクリート製のものをよく見かけますが、他にも鋼製枠でできたものもあります。

今回は、そんな治山堰堤をこれから造る現場を紹介したいと思います

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