2013.03.04 [ 自然・山・花 ]
地域の元気創造中!~城前のサクラ・長寿化プロジェクト~
みなさん、こんにちは地域政策課のTです。
今回 地域発 元気づくり支援金を受けて3年目になる辰野ボランティア・市民活動ネットワーク運営委員会の「協働のまちづくりをすすめるボランティア懇談会」が辰野町ボランティアセンターで行われたため、参加してきました。
この懇談会は、同委員会が町道1号(城前線)の桜並木の保護を目的に取り組んできた「城前のサクラ・長寿化プロジェクト」の事業報告会と関係者への感謝のつどいとして3年前から毎年開催しており、今回は3年目の集大成として、今までの活動を振り返るとともに今後に向けての課題や方向付けを参加者全員で話し合いました。
まずは3年間の事業報告をスライドで発表
次にこのプロジェクトに深く関わった辰野中学校生徒会の皆さんから活動報告がありました。
昭和35年、町在住の北朝鮮の人たちが帰国時に記念として植樹された城前の桜を、昭和40年頃辰野中学校生徒が枯れそうな桜の世話を始めたのを発端に今まで40年以上、春は花びら・がく、秋は落ち葉の清掃活動等に取り組んできたとのこと。
今回このプロジェクトに関わることにより、「全校生徒が桜に対する関心を持ち、美化から保護へ、学校から地域へと発展させていった。先輩方の伝統を今後も引き継いでいきたい。」とのことでした。
休憩を挟み、桜マップのお披露目と報告、マップに使用した桜の写真のスライド上映がありました。
マップは桜の学習会等に利用するとともに、各公共機関やたつのパークホテルにおいて配布して活用し、辰野の桜を広くPRしていくとのこと。また来年の辰野中学校新1年生への配布も考えており、桜を愛する想いをつなげていく予定です。
その後の座談会では今後の活動に向けて様々な意見が出され、継続するうえで人材や資金面で課題はあるものの、地味ながらも楽しく、気軽に歴史の中継者として転換ではなく展開していくということで、今後も協働で活動していくこととなりました。
プロジェクトに関わったすべての方の想いを感じ取り、今年も見事な桜並木となることでしょう。
みなさんも城前の桜だけでなく、桜マップを片手に辰野の桜を是非堪能してみてください。
ちなみに昨年の城前の桜です。
<おまけ>
休憩時に桜湯と辰野高生と地元菓子企業が共同で開発した「チョコっとりんごクッキー」をいただきました。まさにサクラと協働のまちづくりを表しており、おいしくいただきました
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