2016.09.30 [ 食・農・旅 ]
地域の元気創造中! 「アサギマダラフェスティバル」
みなさんこんにちは。食・農・旅 発掘探検隊員です。
9月25日(日)に行われた「アサギマダラフェスティバル」に行ってまいりました。
この「アサギマダラフェスティバル」は、宮田村ふれあい広場を西へ600mほど進んだところにある、中央アルプスの麓、アサギマダラの里を会場に開催されました。アサギマダラの写真・ビデオ撮影講習会・撮影会等、内容盛りだくさんでした。上伊那地域の「地域発 元気づくり支援金」を活用し、宮田村村政60周年記念事業の一環として行われました。
そもそも、アサギマダラって何でしょうか。チョウチョです。モンシロチョウよりは大きく、アゲハチョウよりは小さい感じです。紋様が美しいです。アサギマダラは長距離を移動することで知られているそうで、日本から南西諸島や台湾まで旅をするそうです(伝聞系)。宮田村は、アサギマダラの旅のルートとなっているそうです(またまた伝聞系)。
この植物は何でしょうか。「フジバカマ」というそうです。アサギマダラはフジバカマを好むそうです(更に伝聞系)。会場には、アサギマダラだけでなく、色々なチョウチョが来ていました。トンボもいましたよ。
この日、優雅に舞っていたアサギマダラは10数頭程度でしょうか。25日の宮田村は汗ばむ程度の陽気で、地元の方によると、こういう日のアサギマダラは林の中に入りこんでしまい、あまり舞ってくれないとのことでした。4日前の21日には100頭ほどのアサギマダラが乱舞していたそうです。
ちなみに、チョウチョの数え方ですが、「羽」「匹」「頭」などがあるそうで、専門的・学術的には「頭」で数えるとのことです。不思議ですね。
宮田村では、「アサギマダラの里づくり」を進めていて、このアサギマダラを村内により多く呼び込み、その環境を自然教育や観光に活かしていく方針であるとのことです。フジバカマは里親さんにより管理されていて、区画ごとに担当を決めて、生育や雑草取り等の地道な作業がきめ細かくされていました。
会場であるアサギマダラの里の近くでは、同時開催ということで、宮田村商工祭が宮田村ふれあい広場で、タカノ(株)赤そば畑開放が100mほど西へ離れたところで行われていました。一面真っ赤のそば畑はとても綺麗です。大自然の中で、普段できない貴重な体験ができました。ありがとうございました。
9月中であれば、まだアサギマダラが見られるかな?ちょっと足をのばして、自然あふれる中で、子ども心に返ってのチョウチョとのふれあいを全身で満喫してみましょう。一緒に行った子どもも大喜びでしたよ。
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