い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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秋の深まり感ずるように【井月さんのこころ29】

井月さんのこころ シリーズ その29  
 朝、車での通勤途上で、パイプ棚に小さな瓢箪がたくさん生っているのを見かけました。
 六個生っている塊がありました。「六瓢」と書いて「むびょう(無病)」、これは縁起が良いですね、ということで写真を撮らせていただきました。
 写真:  瓢箪



 井月さんの句にも瓢箪が登場します。

 秋も良(やや)面白うなる瓢(ふくべ)かな  井月 

 以下、この句の評釈について、井上井月研究者である竹入弘元氏の「井月の魅力 その俳句鑑賞」(ほおずき書籍)から引用させていただくと・・・、

 棚にぶらさがった瓢を見ると、そのくびれ方も大きさも違うが、日毎大きくなり、それぞれに面白い。瓢は夕顔の変種。熟果から中の果肉を除いた外果皮が瓢箪(ひょうたん)。
 瓢箪に酒を満たしてもらって持ち歩いた井月らしい。
 この句の碑が一九八九年中川村大草にできた。「その蔓の細きには似ぬ西瓜かな 井月」など、植物の特性もよく見ている。
 (瓢・秋)

 写真: 井月句碑 「秋も良面白うなる瓢かな」(中川村大草城址公園)



 9月30日(月)伊那合庁総合消防訓練を行ないました。
 伊那合同庁舎消防団は、団長(地方事務所長)以下49名。総務、防護警備、消火、避難誘導、救護と各班毎に真剣に取り組み、有事に備えた行動の確認ができたものと思います。
 また、今回は伊那消防署の御協力により職員の「煙体験」も実施させていただきました。視界が悪いテントの中で、煙の特性を理解して実際に逃げることを経験し、万が一に備えておくのも大切なことです。
 写真:伊那合同庁舎総合消防訓練(9月30日)
 
    
 

 このシリーズでまだ写真が掲載されていなかった「秋の七草」で、残っているのは、藤袴(ふじばかま)と朝貌(あさがほ)。これで揃いますね。
 朝貌(あさがほ)は、現代の朝顔ではなくて、桔梗(ききょう)のこと。
 藤袴の花に渡りの蝶「アサギマダラ」がとまっている写真は、地域政策課のY.Aさんが宮田高原で撮ってくださいました。白の藤袴です。
 赤の藤袴は、まだ蕾が多い時期にお隣の庭で撮らさせていただきました
 写真:  藤袴(白)にアサギマダラ   




 写真:  藤袴(赤)            桔梗
  

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