い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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山の口に鴫鳴く頃 【井月さんのこころ140】

 狩猟制度の概要:野生鳥獣の保護及び管理(環境省)

 一般社団法人 大日本猟友会  ハンティング情報 鳥獣 : 狩猟鳥獣のいろいろ 

 これらによると、今回お題の「鴫」のうち「タシギ」と「ヤマシギ」が狩猟鳥獣とされており、近縁種に非狩猟鳥のオオジシギやチュウジシギ、ハリオシギ、アオシギなどがいますが、いずれも体型や色調が酷似していて簡便な識別ポイントはなく、熟達した野鳥観察者でも識別に困ることが多いので注意を要するのだそうです。

 憑(たのめ)の里では、矢彦神社の秋祭「田の実の祭り」が過ぎ、収穫が終わって田の神様が山にお帰りになる頃、山の神の祭りが行われます。今年は、15日(日)午後1時から駒沢山徒道(かちみち)に祀られている西山の山の神で例祭が執り行われます。

 そして、この季節、小野山林組合の「山の口」が開きます。組合員に回覧板が回りました。共有林から冬に使う焚き物や自家用茸の原木を採取することが組合員に限って許されるのです。焚き木採りは、12月初旬までの約一月間できますが、茸の原木は、11月21日(土)22日(日)の二日間で本数も限定されています。

 里山が人々の暮らしに直接結びついていた時代の名残であり、「山の口」で作業する人は、めっきり少なくなった昨今ですが、椎茸やクリタケの原木採取にため、数年に一回は「山の口」に出かけることにしています。

DSC_2803 今週の結びは、愚良子先生のこの句です。

 「春日愚良子句集」から

  ゐのこづちやぶじらみとて山の口  愚良子

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