2016.07.11 [ 歴史・祭・暮らし ]
魅力満載のローカル線!!飯田線~飯島町編「伊那本郷駅」
探検隊のOTです。
今回は、飯島町にある伊那本郷駅を紹介します。
駅は、河岸段丘の中腹、山村集落の一画といったところにあります。
<伊那本郷駅基本データ>
・無人駅
・ホーム 2面2線
・標高 645m
・開業 大正7年
・1日平均乗車人数 52人(平成25年度)
← 七久保駅 2.8km(標高差50m) 飯島駅 2.8km(標高差2m)→
昭和41年3月に輸送力増強のために列車の交換設備が設置されましたが、昭和58年2月に辰野駅―飯田駅間がCTC化され無人化されました。(特別篇「大沢信号所」参照)上の写真は、複線化されたからではなく、交換設備としての線路が複線化にみえるだけです。
駅舎(待合室)は平成21年に完成しました。待合室は狭い空間で、バス停の待合室といった感じです。
ホームは線路を挟んだ相対式になっており、上り(七久保駅方面)ホーム側に駅舎があり
下り(飯島駅方面)ホームにも待合室があります。しかし、下りホームへ渡るには、一旦外に出て、踏切を渡って外から入ります。ちょっと珍しい風景ですが、調査時には利用者がありませんでした。
(下の写真は七久保駅の様子です。場内踏切の場合は、電車が発車するまで横断を待つ風景がみられます)
伊那本郷駅を発車した列車は、緩やかな左カーブを描き、本郷第4踏切になります。(踏切から駅を見た写真です。)
本郷第4踏切を過ぎると、いよい与田切川の田切地形に向かいます。(下の写真)
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