い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

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上伊那地域景観ツアー(11月17日 いいいなの日)

 初めまして、建築課のAと申します。建築課という課は、建築物についての仕事が多いのですが、景観ということについての仕事も行っています。
 今回はその景観について関連する紹介です。

 「上伊那地域の景観を観て考えてみよう。」ということで、社団法人長野県建築士会上伊那支部企画の「上伊那地域景観ツアー」が11月17日(土)(いいいなの日face01に行われました。

 東京大学アジア生物資源環境センター教授の掘繁(ほりしげる)氏を講師に向かえて、辰野町から中川村までの各地域をバスで巡りながら、堀先生から景観の捉え方などをお話いただくという企画です。

 予定ではその場所にバスで行って、現地で堀先生のお話を聞くということでしたが、当日は朝から雨となり、最初に伊那市役所で先生のお話を聞いてからバスで各地域を巡り、最後に辰野町役場で先生からのまとめのお話を聞くということとなりました。

 悪天候で心配されましたが、地域の方々60数名の参加があり、地区を移動するバス2台の中も満席で、朝から夕方までのツアーでしたが、参加者は皆さん熱心に聴講されていました。

 というわけで、これから数回に分けてこのツアーの様子をご案内します。

 最初に堀先生のご紹介から

 堀先生は、1952年に東京にお生まれになられ浅草駒形の下町育ちですが、先生のお父さんが南箕輪村のご出身で、子供の頃はたびたび上伊那においでになられていたとのことです。
 東京大学農学部林学科卒業後、環境庁入庁、その後大学に戻り、1996年から現職である東京大学アジア生物資源環境センター教授を勤められています。
 景観工学、地域計画学、造園学を専門とされ、国土審議会、歴史的風土審議会等の各専門委員、尾花沢、鶴岡市、那須町、熊野市等の景観やまちづくり、観光のアドバイザー及び顧問等の役職を数々歴任されており、長野県でも管内の伊那市や駒ヶ根市、他にも安曇野市や長野市松代など各地でご講演され、地域の発展を目指すまちづくり、景観、観光、自然環境保全の計画設計を中心課題として活躍されています。

 当日のスケジュールは

① 集合、開会(伊那市役所)
② 堀先生からの事前講義(伊那市役所)
③ 東伊那 ふるさとの丘(駒ヶ根市)
④ 大草の棚田(中川村)
⑤ 道の駅 花の里いいじま(飯島町)
⑥ 宮田村旧市街地(宮田村)
⑦ みはらしファームからの伊那市内の景観(伊那市)
⑧ 水神橋周辺の屋外広告物(伊那市)
⑨ R153線沿空店舗(南箕輪村)
⑩ 松島仲町商店街(箕輪町)
⑪ 宮木桜並木(辰野町)
⑫ 堀先生からのまとめ講義、閉会(辰野町役場)

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