移動知事室1日目、中川村の米澤酒造様を訪れました。

米澤酒造様は、中川村を代表する老舗造り酒屋でしたが、平成26年、廃業の危機に陥ったところを、伊那食品工業様の支援を受け、再建された会社です。

（ショップ外観　米澤酒造株式会社HPより）

夕刻、塚越寛社長以下経営幹部に、お出迎えいただき、始めにショップの見学をしました。

（ショップ見学の様子）

その後、工場見学を行いました。

米澤酒造様では、伝統的な製法を守りつつ、近代的な設備や衛生管理により、味わい深いお酒を市場へ提供し、最近では、国際的に権威ある賞を受賞されるなど、世界からも優れた評価を受けています。

（左：工場見学の様子　右：フェミナリーズ世界ワインコンクール2021日本リキュールの部で金賞を受賞した「今錦　梅酒」）

また、地元の棚田で、地元農家と一緒に田植えや稲刈りを行っており、そこでできた酒米を使った清酒「おたまじゃくし」は、希少価値が高く、入手が困難とのことでした。

（左：「おたまじゃくし」の原料となる酒米が作られる飯沼の棚田　右：「おたまじゃくし」とその妹分「中川村のたま子」米澤酒造株式会社ＨＰより）

塚越社長からは、美しい景観や施設の維持のため、社員を派遣して棚田の維持や陣馬形山キャンプ場の整備等をされていることをお聞きし、今後の企業の地域貢献のあり方について、塚越社長と熱く語りあいました。

（懇談の様子）

最後に、中央アルプスこそ霧で隠れてしまいましたが、美しい中川村の田園風景をバックに記念写真を撮影し、終了しました。

（記念写真）

米澤酒造様についてはこちらをご覧ください。