2017.02.17 [ 地域振興局 ]
伊南林振の「木の駅」めぐり
林務課です。
最近、係内のあちらこちらで目にする「木の駅」の本。「木の駅」がにわかにブームとなっています。
というのも、1月31日開催の「もりもり上伊那 山の感謝祭」。今年の講演会のテーマは「木の駅」でした!
伐り捨てられた間伐材を「木の駅」へ運び出して、地元商店でお買い物ができる「地域通貨」と交換する「木の駅プロジェクト」。「軽トラとチェーンソーで晩酌を!」を合言葉に、山と商店街を地域ぐるみで元気にする取り組みをご紹介いただきました。
「木の駅」の講演会の様子は、火曜日のブログで、モリ子とヤマ雄が臨場感たっぷりにお伝えしています。
もう、ご覧いただけました?
https://blog.nagano-ken.jp/kamiina/local_office/29751.html
実は、講演会に先駆けて、上伊那南部の市町村と上伊那森林組合 伊南支所で組織する「伊南林業振興推進協議会」が、県内外の「木の駅」を実際に回って実態を聞き取り調査。その様子をレポートします。
最初に訪れたのは、下伊那郡 根羽村の木の駅「ねばりん」。水色のパレットには、100%根羽産の薪がぎっしり。
根羽村では、平成25年に木の駅実行委員会を設立。出荷登録している村民や山主さんが持ち込んだ間伐材を、NPO法人が地域通貨「ねばね森券」に交換。村内のほぼ全店で「ねばね森券」が使えます。
出荷された間伐材はNPOが薪に加工。その薪を根羽村の高齢者福祉施設、ねばねの里「なごみ」が買い取ります。
薪はオーストリア製のボイラーに1日3回投入され、「なごみ」内の暖房や給湯の熱源に使用。
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