2017.02.16 [ 食・農・旅 ]
休日のランチ~蕎麦「ひろ節」
探検隊のOTです。
信州そば発祥の地と自負する伊那市には、こんな言い伝えがあります。
奈良時代初め、修験道「役行者(えんのぎょうじゃ)別名:役小角(えんのおづる)」
が、一夜の宿を貸した農家に蕎麦の種をもたらしたというものです。
高遠藩主であり、江戸幕府の老中として幕府の財政再建に努め活躍した保科正之公の好物であった
高遠そばの「辛つゆ」は、「高遠辛味大根」を使っているものです。
こうしたこともあり、上伊那では蕎麦栽培も盛んで、季節になると蕎麦の花がきれいです。
(写真は、飯島町にある七久保駅と伊那本郷駅の間の飯田線沿線の風景です。)
そんな伊那市にある数ある蕎麦屋さんのなかで、私がおすすめなのが「ひろ節」さんです。
地元では通称「竜東線」と呼ぶ、天竜川の東側を走る道路の伊那市と箕輪町境にあります。
提供する数量が多くないので、あまり知られていないため静かな雰囲気で食べることができます。
この日は、「天ざるそば」を食べました。店主の手打ち蕎麦です。
手抜きのない「蕎麦の風味と食感」と「癖のないつゆ」がお気に入りです。
もちろん、蕎麦用つゆと天ぷら用つゆは別に提供されます。
食後に、店主の奥さんお手製の「そば寒天ゼリー」を出してくれるので、
ゆっくりとコーヒーをいただいて、「ごちそうさまです!!」
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