い~な 上伊那 2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

い~な 上伊那

2つのアルプスと天竜川からなる伊那谷の北部に位置し、雄大な自然に囲まれた上伊那地域。 この地域の自然、食、歴史や地域のがんばる人々など、私たち職員が見つけ、感じた上伊那の魅力と地域の活力を発信します。

木曽山用水水枡検査


木曽川水枡 全景

しかし、明治4年(1871年)に筑摩県の誕生をきっかけに、
旧木曽郡楢川村(現塩尻市)の奈良井川源流の白川(しらかわ)より水を分けてもらい、
権兵衛峠を越え、上伊那郡南箕輪村の北沢川へ流す約12kmの農業用水路を完成し、
明治9年(1876年)から水を使い始めました。
この農業用水路を“木曽山用水”と呼びます。


木曽山隧道入口

本来であれば、奈良井川、犀川となり、松本平、善光寺平をとおり
日本海へ流れる水が分水嶺(ぶんすいれい)を越し、
伊那谷を経由し太平洋へ流す一大工事でした。

木曽側水枡(きそがわみずます)を作り、水の管理を行っています。


水枡です。
左側にこぼれる水は取りすぎた水となるため、木曽にお返しします。

毎年6月1日には、木曽側水枡に松本市、塩尻市、伊那市の関係者が集まり、
水枡検査(みずますけんさ)を行います。今年は日曜日だったので6月2日に行いました。

まず、水枡の深さを計測します。

次にピンポン球を流し、通過する時間から流速を計ります。

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