2015.12.01 [ 地域振興局 ]
チェーンソー講習会を開催しました(中川村四徳)
林務課です。
11月7日(土)に、中川村の四徳(しとく)森林体験館でチェーンソーの講習会が開催されました。
今年からスタートの、森林づくり県民税(森林税)の新メニュー「里山活用推進リーダー育成事業」を活用しての開催ということで、講習会に参加してみました。その様子をレポートします。
中川村を中心に、20歳代から60歳代という幅広い年齢層の10名の方が参加されました。講師は、上伊那林業士会に所属する3名の林業士さん。林業士とは、長野県が独自に認定する、地域の森林や林業のリーダーで、地域の林業の発展のために活躍されているプロの皆さんです。上伊那林業士会には、現在、23名の林業士さんが登録されています。
講習会は、3つの班に分かれて開始。こちらの班は、参加者の皆さんが持参された愛用のチェーンソーを一列にズラリ!お父様から譲り受けたという年代ものの機種から、海外のネットオークションで手に入れた逸品まで、自慢のチェーンソーが並びました。こうして見ると、大きさもメーカーも、いろいろあるんですね。
こちらの班はブルーシートの上で、ピクニックのよう。笑い声が絶えず、明るく楽しいチームでした。チェーンソーの分解から、内部のそうじ、歯の研ぎ方を講習していました。
歯を研ぎ終えたところで、講師による伐採のデモンストレーション。伐る木が決まったら、その木の傾きや枝の張り具合を観察して、木を倒す方向を決めます。
倒す方向を正確にコントロールするための技術である、受け口・追い口の原理をレクチャーしています。
もう一つの班は、以前に伐られて倒れていた木を、チェーンソーを使って丸太に切っていました。
紅葉の下、明るく豊かな時間がゆったりと流れています。
午後からは、四徳森林体験館の建物をお借りして、座学からスタートです。
四徳森林体験館は中川村の公営施設ですが、指定管理者制度で、村周辺の若者が交代して管理しています。オートキャンプ場やキャビン、体験館の中には温泉もあるので、連休は大勢のファミリーで大賑わいとのことでした。
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